【ソウル聯合ニュース】記録的な原油安が続くなか、韓国のガソリンの店頭価格が1リットル当たり1400ウォン(約138円)を割り込んだ。 韓国石油公社の価格情報サイト「オピネット」が7日に公表した6日時点のガソリン店頭価格(レギュラー、全国平均)は1リットル=1399.15ウォン(約138円)だった。前日より1.63ウォン下がった。価格は昨年10月13日から毎日下落している。 先月28日の時点で、全国のガソリンスタンドの58.5%に当たる6947店舗でガソリンを1リットル当たり1400ウォン以下で販売した。22店舗(0.2%)では1300ウォン以下、全国で最も安く販売した店舗では1249ウォンだった。 ガソリンの店頭価格の平均が1リットル当たり1300ウォン台に下落したのは2009年1月22日(1384.36ウォン)以来、7年ぶり。 ただ、ドル高・ウォン安の動きが出ており、ガソリンの店頭価格が上昇する可能性もある。国際原油価格が横ばいでも、ドル高・ウォン安が進めば、石油元売り各社はスタンドへの卸値を引き上げることになる。 業界関係者は「ドル高・ウォン安の動きが出ているが、国際原油価格の下落にともなう製品価格の下落などの要因を考慮すれば、ガソリン価格は当分の間、下落傾向を見せるだろう」と話した。 yugiri@yna.co.kr
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