キム下士は病院ロビーで記者会見に応じ、「(地雷爆発後)脚が片方ない状態で目を覚ました。(当時は)歩けないという事実に絶望した」と振り返った。続けて「いまは歩いて走る自身の姿を見て、歩くということがどれだけ幸せで大切なことなのかを感じた」と述べた。
地雷爆発で右脚を切断したキム下士は、義足を付けてリハビリ治療に励んできた。
キム下士は事件当時、共に負傷し現在も中央報勲病院でリハビリ中のハ・ジェホン下士(21)に関して「彼とは一生会う存在だと思っている。私が国民から大きな関心と声援を受けた。後輩であるハ下士に、私の回復している姿を見せてあげたかった」と話した。
また、キム下士はその場でジャンプし、明るい笑顔を見せた。
2人は京畿(キョンギ)坡州市(パジュシ)所在陸軍1師団捜索隊大所属で、去る8月4日午前、DMZ捜索作戦中に北朝鮮軍が埋設したとされる地雷爆発により、重傷を負った。
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