金第1書記、“キューバナンバー2”と会談…李雪主氏も同行

北朝鮮の金正恩（キム・ジョンウン）第1書記が北朝鮮‐キューバ国交55周年を迎え、北朝鮮を訪問した“キューバナンバー2” ミゲル・ディアスカネル国家評議会第1副議長と会談した。

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　北朝鮮の朝鮮中央通信は8日「金正恩同志がキューバ共産党の政治局委員であり、キューバ国家理事会第1副委員長で、内閣第1副首相であるミゲル・ディアスカネル同志を団長とするキューバ共和国国家代表団と会談した」と報じた。

　金第1書記はキューバ代表団に「朝鮮労働党創建70周年をひと月後に控えた時期にキューバ国家代表団を派遣してくださったことは、わが軍隊と人民にを大きく鼓舞する」と感謝を示した。

　また、北朝鮮とキューバの親善が今後も一層強まることに期待を寄せた。

　これにディアスカネル第1副議長は「キューバ党と政府は北朝鮮の人民が敬愛する金正恩同志のもとに、社会主義強盛国家建設のため闘いで大きな成果を成していることを嬉しく思っている」と答えた。

　続けて「両国の人民は反帝国主義、自主の最前線に立つ戦友であり、両国の親善協力関係の発展はキューバの党と政府の不動の方針」と述べた。

　なお、この席には金第1書記の夫人である李雪主（リ・ソルジュ）氏も同行し注目を集めた。

　金第1書記がキューバ代表団をもてなし祝賀公演まで開いたのは北朝鮮とキューバの関係が米国とキューバの国交正常化にも関わらず、依然として強固であることを誇示するためとみられる。