韓国女優で歌手のソン・ダムビが、自身の顔を使った広告写真を中国において無断で使用したとして、専属モデル契約を結んでいる化粧品会社を相手に億単位の損害賠償を求めて提訴したが敗訴となった。(提供:news1)
韓国女優で歌手のソン・ダムビが、自身の顔を使った広告写真を中国において無断で使用したとして、専属モデル契約を結んでいる化粧品会社を相手に億単位の損害賠償を求めて提訴したが敗訴となった。(提供:news1)
韓国女優で歌手のソン・ダムビが、自身の顔を使った広告写真を中国において無断で使用したとして、専属モデル契約を結んでいる化粧品会社を相手に億単位の損害賠償を求めて提訴したが、敗訴となった。

ソン・ダムビ の最新ニュースまとめ

 ソウル東部地裁は「原告が提出した証拠だけでは、A社介入の有無を判断するのは難しい」とし、ソン・ダムビ側の請求を棄却したと28日に明らかにした。

 ソン・ダムビ側は、2010年10月4日から化粧品会社Aと1年の専属広告モデル契約を結び、広告地域を韓国国内と限定していた。

 しかし3年後の2013年2月頃、中国・北京にあるデパートなどの化粧品売り場8か所において、ソン・ダムビの広告物がかけられており、ソン・ダムビ側は「写真の原本を持っているA社がファイルを中国の業者に提供し、肖像権を侵害した」と主張して、A社に約1億ウォン(約1000万円)を請求した。

 これに対してA社は「中国の業者に化粧品を販売しただけであり、広告物などを提供した覚えはない」と反論した。

 裁判部は「中国に設置された広告物の解像度を正確に知ることができない以上、A社から受け取った原本のデジタルファイルを利用したと断定するのは不可能だ」と指摘した。

 そして「ソン・ダムビ氏の顔が出てくる広告写真は、すでにインターネットや韓国全国に広く流通されており、誰もが簡単に手に入れることができるため、A社は請求される理由はない」と明らかにした。

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