【世宗聯合ニュース】韓国交通安全公団は3日、国連欧州経済委員会の自動車基準調和世界フォーラム(UNECE/WP29)に新車の室内空気質専門家機関が新設され、韓国が議長国を務めると明らかにした。 シックハウス症候群と同様に車の中で起きる症状はシックカー症候群といわれ、新車のシートや床材などから出る揮発性有機化合物が頭痛や皮膚炎を引き起こす。 日本とドイツは2000年代半ばから民間レベルで新車に対する室内空気質基準を設けているが、韓国は国土交通部が2010年7月から勧告基準をまとめ交通安全公団が調査を担当している。 新車の室内空気質管理を政府レベルで行ったのは韓国が初めてで、関連する国際基準はまだない。 今後、交通安全公団のこれまでの研究結果や調査経験を踏まえ、17年11月の国際基準制定を目指す。 sjp@yna.co.kr
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