マーク・リッパート(42)駐韓米国大使を凶器で襲撃したキム・ギジョン(55)氏が法廷でソウル拘置所側が事件当時、負傷した自分に対しきちんとした治療をしてくれないと主張した。
マーク・リッパート(42)駐韓米国大使を凶器で襲撃したキム・ギジョン(55)氏が法廷でソウル拘置所側が事件当時、負傷した自分に対しきちんとした治療をしてくれないと主張した。
マーク・リッパート(42)駐韓米国大使を凶器で襲撃した容疑で裁判に渡された「ウリマダン独島守り」の代表キム・ギジョン(55)氏が法廷でソウル拘置所側が事件当時、負傷した自分に対しきちんとした治療をしてくれないと主張した。

 ソウル中央地裁は20日におこなわれた2度目の公判準備期日でキム氏は「事件当時、負傷した左手のひじと右足のかかとに後続治療を受けられずにいる」とし「拘置所に治療を受けにきたのではないが、これは徹底した人権侵害」と述べた。

 続けて「拘置所担当医務官がこのように活動している部分について、職務怠慢の疑いで公開告発する」とし「人権運動をしていた当事者として不健康な状態で裁判を受けることになる点を申し上げる」と付け加えた。

 キム氏側の弁護人は「キム氏が過去に右手を負傷し、一般人と異なり自然に指を使うことができない」とし「指を自由に使って、被害者を殺害する能力があるのか、鑑定申請する」と殺人の故意を否定した。

 キム氏に対する公判準備期日はこの日で終了し、来る7月1日午後2時に初公判が開かれる予定だ。


Copyrights(C) News1 wowkorea.jp 0