「ZE:A」シワン
「ZE:A」シワン
その甘いマスクと心に響く歌声を持つシワンは、人気アイドルグループ「ZE:A」のメンバーとしてではなく、俳優イム・シワンとしても絶大な人気を誇る。そんな彼が3月7日(土)東京・渋谷のAiiA Theater Tokyoにて自身初となる単独でのファンミーティング「イム・シワン(ZE:A)JAPAN FANMEETING」を開催した。

シワン(ZE:A) の最新ニュースまとめ

 2014年韓国青龍映画祭で最優秀賞の栄光を掴んだ映画「弁護人」に出演し、難しい役を見事演じきり人気スター賞を受賞。またドラマ「トライアングル」ではMBC演技大賞の新人賞を受賞した。韓国で3人中1人が見たとされるほど、大きい反響を呼んだ話題作ドラマ「未生(ミセン)」にも主人公として出演し、その高い演技力で韓国だけでなく、世界で注目されている。

 会場には日本各地、また海外から駆けつけたというファンも集まり、開演前から熱気で溢れていた。

 場内が暗転し「ZE:A」のイメージカラーであるホワイトのペンライトが光り始めるとオープニング映像が中央のスクリーンに映し出された。映像が終了すると同時にやさしい歌声が会場を包み、歌いながら登場するシワンにファンからは大きな歓声が送られた。

 「みなさん、こんにちは!シワンです」と笑顔であいさつをすると、ファンからは更に大きな歓声が送られた。

 単独ファンミーティングとなった今回の公演について今の気分を聞かれたシワンは「初めての単独ファンミーティングですから、とても緊張しています。ですが、たくさん準備をしましたので期待してください」と話した。一生懸命に日本語で意気込みを語るシワンにファンからは期待の拍手が送られ、最高のオープニングとなった。

 ここからはトークコーナーへと移り、一問一答の形式でシワンの近況や、俳優活動についてファンへ報告した。「いつもは9人ですが、今回は1人なので緊張します」と語るシワン。1人でファンの視線を浴びることについて感想を聞かれると「みなさんの視線を僕に集中しないで分散してください(笑)。あっち(ステージのセットを指さしながら)や、照明を見たりすれば僕も緊張をほぐすことができます(笑)」と話して笑いを誘った。

 近況について聞かれると「最近はファンミーティングの準備をしていました。そして次の映画やドラマなどの作品を検討中でした」と次回作への取り組みを示唆し、ファンを喜ばせた。

 俳優として韓国で評価され、人気が高まっていることに対してはあまり実感がないとしながらも「色々な良いチャンスに恵まれていることそのものが、以前より僕がみなさんから関心を頂いているという意味なのだなと思っています」と真剣な表情で語った。
モニターにはシワンが出演したドラマや映画の名シーンが映し出され、俳優としてのシワンを振り返った。

 難しい役に挑戦した映画「弁護人」ついては、「ソン・ガンホさんは韓国でベストと言っても過言ではないくらいにすごい方です。演技経験の少ない僕としてはソン・ガンホさんのような素晴らしい先輩とご一緒させて頂くというだけでもすごく光栄なことでした」とし、続けて「撮影時はソン・ガンホさんからよく怒られました(笑)後で伺った話ですが、ソン・ガンホさんが後輩に対して怒りながら教えるというのは僕が初めてだったというのです。それだけソン・ガンホさんはこの作品と僕への愛情が深かったのだと思っています」と少し誇らしげに語った。

 ここで「イケてるぜ!俳優イム・シワン」と題したコーナーへ。このコーナーは出された難題をアドリブで演技をするというシワンの演技力が試されるもの。相手役の女優として「はるかちゃん」と名付けられたぬいぐるみが登場し、アクションシーンやキスシーンを演じてファンを喜ばせた。

 「シワン相談所」のコーナーでは抽選で選ばれたファンの悩みに電話相談で解決!「もしもし?ハッピー相談所のシワンです!」と電話に出る可愛らしい姿にファンは大興奮。茶目っ気たっぷりに相談に乗りながらも、ファンの悩みに耳を傾けた。

 再びスクリーンには「僕はアイドルだ!」と題した映像が流れ始めた。アイドルとしてのシワンの活動を振り返り、再び歌のステージへ。俳優ではなく、アイドルとして歌手としいての姿にファンの目を釘づけにし、セクシーなダンスでファンの心を鷲掴みにした。

 黒のラインが印象的な白いシャツで登場したシワンは衣装について「きれいイメージです。スタイリストさん、ありがとうございます!」とお気に入りの様子で衣装の説明をした。

 「あなたの願いを叶えましょう!」のコーナーはシワンがストラックアウトに挑戦し、当たった“願い”を叶えてあげるというもの。抽選で選ばれた3人のファンがステージに上がり、ツーショット写真や手を繋いで会場をお散歩、シワンが用意したプレゼントなどの“願い”を勝ち取った。

 夢の時間もいつの間にか終盤へと近づいた。ファンミーティングの感想を尋ねられたシワンは「いつもは9人でやっているのに、今日は1人だということで僕には簡単なことではなかったですし、初めての経験なので本当に緊張しました。でもみなさんが僕の小さなことにも反応してくれて、そして楽しんでくださいました。僕にとっても本当に楽しい時間になりました」と微笑んだ。

 お気に入りの曲だと紹介して始まったのは「雨音」。ギターの弾き語りでしっとりと歌い上げ、やさしい歌声を響かせた。

 シワンがステージを後にするとスクリーンにはファンへの気持ちと感謝の言葉が映し出された。感動しているファンに更なるサプライズが。ラストソング「だけどだから/クレドクレソ」が流れ始めると、客席からシワンが登場し目の前で歌う光景にファンは大興奮しながらも、やさしい歌声に耳を傾けた。ファンから今日一番の歓声と拍手が送られると、シワンは笑顔でステージを後にした。

 ファンミーティング終了後にはファン全員との握手会が開かれ、初の単独ファンミーティングは大盛況で幕を閉じた。

 ことし2月には「ZE:A」としてのコンサートも成功させたシワン。アイドルとしても俳優としても更なる活躍に期待したい。






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