「第19回釜山国際映画祭」の司会を務めた韓国の女優ムン・ソリ(左)と渡辺謙(右)(提供:OSEN)
「第19回釜山国際映画祭」の司会を務めた韓国の女優ムン・ソリ(左)と渡辺謙(右)(提供:OSEN)
日本の俳優渡辺謙と韓国の女優ムン・ソリが映画祭の熱気の中でも輝くカリスマ性で開幕式を飾った。

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 渡辺謙とムン・ソリは2日午後、釜山(プサン)・海雲台(ヘウンデ)映画の殿堂野外劇場で行われた第19回釜山国際映画祭(以下、BIFF)の開幕式で司会を務めた。

 開幕式のステージに一緒に登場した二人はお互いを紹介し、和やかな雰囲気を出した。ムン・ソリは渡辺謙について「日本の国民的俳優であり、ハリウッド映画を通じて世界的に認められた“映画人”渡辺謙」と紹介した。一方渡辺謙は「アジア最高の映画祭の開幕を知らせるこの場をより輝かせてくれる美しい女優を紹介する機会を逃したくない」とし、ヴェネチア映画祭で新人俳優賞を受賞したことのあるムン・ソリの履歴を紹介しながら賞賛した。

 また二人は、自分にとって釜山が特別な場所であることを述べると、司会を任されたうれしさを明かした。ムン・ソリは「釜山が私の故郷でもあり、デビュー作の『ペパーミントキャンディー』が第4回BIFFの開幕作品だった。プサンはムン・ソリという女優人生の出発点だ」と故郷愛を語った。渡辺謙は「昨年、来たいと思っていた釜山にワクワクしています。初めてのBIFFの威容に驚きました」と感想を述べた。ムン・ソリが渡辺謙の妻、南果歩(の母親)の故郷が釜山であることも紹介し、注目を集めた。

 二人は英語と韓国語を交えて開幕式を進行し、特有のカリスマ性あふれる姿が目を引いた。開幕作品には鈕承澤(ニウ・チェンザー)監督の台湾映画「軍中楽園」が上映された。第19回BIFFは11日までの10日間、釜山・映画の殿堂と海雲台一帯で開催される。

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