桜田氏は3日、慰安婦の強制性を認めた「河野談話」の見直しを求める集会に出席し、「私はうそをついたり、人をだましたり、事実を捏造することが大嫌いな人間だ」とした上で、「皆さんと考え方は同じだ。一生懸命応援する」と談話の見直しに賛同する意向を明らかにした。
同当局者は桜田氏の発言に対し、「(菅義偉)官房長官が河野談話の作成経緯を検証するとし、(今回は)次世代にしっかりと歴史を教えるべき文部科学省の副大臣が河野談話の否定を扇動する大衆集会に出席して賛同するに至った」と非難した。
また、日本の政治指導者と政府の要人は河野談話の継承を口癖のように繰り返しながら、正反対の行動を続ける点を指摘。「被害者だけでなく、慰安婦問題をめぐる日本政府の責任を取り上げ、積極的な措置を求めてきた国連など国際社会を愚弄(ぐろう)するもの」と主張した。
その上で、「誰がうそをつき、誰が人をだまし、誰が事実を捏造したかは生存している55人の被害者が、国際社会が、そして歴史が知っている」と強調した。
さらに安倍晋三首相が昨年の国連総会で「憤激すべきは、21世紀の今なお、武力紛争のもと、女性に対する性的暴力がやまない現実」と発言したことに触れ、「(憤激しているなら)慰安婦問題の責任を痛感し、反省と謝罪をしながら正しい歴史教育を実施することにまい進すべきだ」と指摘した。
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