【ソウル聯合ニュース】昨年新たに登録された自動車のうち、ディーゼル車の割合がガソリン車を初めて上回った。
韓国自動車産業協会が10日発表したデータによると、昨年新規登録された車両は前年比0.7%増の154万3564台で、このうちディーゼル車は同13.5%増の67万2025台となった。新規登録車両全体の43.5%を占め最多となった。
ガソリン車の新規登録台数は65万6128台で9.3%減少した。割合は42.5%となった。続いてLPガス車が17万5958台で11.4%を占め、ハイブリッド車(HV)は2万9060台(1.9%)だった。
ディーゼル車がガソリン車の割合を超えたのは初めて。2012年はガソリン車が47.2%、ディーゼル車が38.6%、LPガス車が11.2%、HVが2.3%だった。
技術の発達によりディーゼル車に対する消費者の認識が改善したためとみられる。燃料費は安いものの、ガソリン車に比べ騒音や技術的安定性の問題で遅れを取っているという印象のあったディーゼル車が商品性を高めて人気を呼んでいる。
キャンプ人口の増加とともにディーゼル車モデルが多いスポーツタイプ多目的車(SUV)など、RV(多目的レジャー車)の需要が高まったことも販売拡大につながった。
輸入ディーゼル車の販売増加も後押しした。昨年登録された新規輸入車両のうち、ディーゼル車は61.7%で最も高い割合となり、ガソリン車が34.0%、HVが3.6%となった。

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