「KARA」ニコル
「KARA」ニコル
韓国の地上波ではないが、総合編成チャンネル「JTBC」(ケーブルと衛星放送)の番組「神話放送」が幕を下ろすことになった。

 昨年の3月、韓国の最長寿アイドル「SHINHWA(神話)」のメンバー6人によるバラエティー番組としてスタートして以来、2年足らずで廃止に追い込まれる形となった。
 
 番組の開始当初は、フジテレビの「SMAP×SMAP」のように、メンバーたちの体当たりを辞さないギャグと新鮮なネタで人気だったが、「シーズン2」に移る過程の中で、コンセプトやキャラ設定などがスムーズに移行されず、その後は徐々に視聴率を落としていった。

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 さらには、メンバーのドンワンが演技に専念するという理由で10月に番組から降りて、アンディまでもが賭博波紋で降板されることになった。結局、視聴率は1%台にまで低下し、残った4人では再建不可能な状態になってしまったのだ。

 先日は、アンディの不祥事を残りのメンバー全員で謝罪し、「ご心配をおかけしまして心からお詫び申し上げます。こんな時だからこそ本業に最善を尽くしながら一生懸命に頑張ります。」と述べたが、さすがにこの視聴率では彼らにもなすすべがない。

 韓国では唯一、メンバーの変更なく芸能歴10年を超えている国民的アイドルとして、この番組への期待も大きかったが、今回の番組終了で多くのファンたちもガッカリしている模様。

 K-POPアイドルとJ-POPアイドルはそれぞれが一長一短ありで、優劣を図れるようなものではない。しかし、組織力やグループ内の調和を大切にしながらチームと冠番組などを長持ちさせるスキルにおいては、J-POPアイドルが優位であると言えよう。

 いやっ、もしかすると、ここは「文化の違い」からくるものかもしれない。

 島国の中で、縦のつながりや輪の和を大切にしながら「家門」(チーム)を重んじる日本の文化。大陸との戦いの中、横のつながりや「血筋」(個人から家族まで)を重んじる韓国の文化。

 とくにスポーツ界で顕著に表れているこの傾向。日本は「組織力」で勝負してきたし、韓国は「個人の能力」で勝負してきたとも言える。

 数年前の「東方神起」や「JYJ」沙汰も、今も進行中の「KARA」沙汰も、長い時間で考えれば、同じかも知れない。J-POP界のアイドルとしての思いとK-POP界のアイドルとしての思いが、同じグループ内でぶつかり合う宿命的な文化のギャップを経験してきたからだ。

 しかし、このような違いがあるからこそ、「近くて遠い国」としての魅力にお互いが惹きつけ合っているのかもしれない。

 なお、来年は「SHINHWA」のデビュー16年目の年で、12枚目のアルバムが発売される予定。そして、”5人組完全体”の「KARA」の運命も、来年早々で決まるようだ。日本で見る限り、「SMAP」になってほしい「SHINHWA」や「KARA」だが、やはり難しいだろうか。長い歴史を持つ「文化」はそう簡単には変わらないからだ。



「JTBC」の「神話放送」43回 名場面
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