輸出業者が同じ商品を売って手に入れる金額が韓国ウォンで換算すると平均1.9%減ることを意味し、採算性の悪化が懸念される。
韓国銀行はウォン・ドルの相場が9月の平均1ドル=1087.35ウォンから10月に1066.80ウォンとウォン高・ドル安が進行した影響が大きいと説明した。
品目別ではナフサ(マイナス4.4%)、ベンゼン(マイナス4.9%)、一般鉄筋(マイナス4.4%)などの化学、1次金属、石炭・石油類で下落品目が多く、フラッシュメモリー(マイナス8.0%)も下落した。価格が上昇した品目にはDRAM(記憶保持動作が必要な随時書き込み読み出しメモリー、4.6%)、冷凍マグロ(15.6%)などがある。
一方、10月の輸入物価指数は前月比2.4%下落した。ウォン高・ドル安の進行に加え、原油や国際原材料が値下がりしたためとみられる。契約通貨ベースでは前月比0.8%下落した。輸入物価が下がれば韓国内の物価が下がる要因となる。
主な品目ではコーヒー(マイナス8.6%)、豆(マイナス4.5%)、プロパンガス(マイナス5.4%)、アルミニウム板(マイナス7.4%)、鉄鉱石(マイナス7.8%)が下がった。
Copyright 2013(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0