＜コラム＞韓国芸能界で活躍する日本人、さゆりの夜食

10年前から日本で活躍する韓国芸能人が増えてきたように、韓国の芸能界で活躍する日本人たちをよく見かけるようになった。

ユミン（笛木優子） の最新ニュースまとめ

　大谷亮平、草なぎ剛、笛木優子（ユミン）、秋葉里枝（りえ）、藤井美菜、陣内智則、藤田小百合（さゆり）などがその面々。その中でも、いま最も勢いのある日本人芸能人は「さゆり」かもしれない。

　在韓外国人たちが出演するKBSのバラエティー番組「美女たちのおしゃべり」でのレギュラー出演をきっかけに、韓国芸能界デビューを果たした彼女。司会者や芸人、女優などマルチタレントとして活躍しているが、素直で奇想天外なキャラクターから「猟奇的」、「4次元」タレントと呼ばれることもある。

　現在、地上波チャンネルのMBC生放送「ワンダフル金曜日」の中で、「さゆりのグルメ旅」というコーナーを任されている。同番組でさゆりは、韓国全土を旅しながら評判の店を訪れているが、今回はKBS2「ハッピートゥゲザー3」に出演し、「インチキ夜食」を紹介した。

　去年の12月にも「烏龍茶とサイダーを混ぜるとビールの味」、「きゅうりに蜂蜜をつけるとメロンの味」、「プリンに醤油をかけるとウニの味」がすると主張して注目を集めたが、今回はさらに衝撃的な「夜食メニュー」を紹介している。

　まずは、「牛乳と酢を混ぜたらヨーグルト味になる」と自信たっぷりげに力説したが、これを試した司会者のユ・ジェソクとパク・ミョンスの表情は一瞬にして崩れてしまった。「においだけでむかむかする」と首をひねられ、隣にいたソ・イングクからは「賞味期限が1か月以上過ぎたカルピスの味」と、酷評を受けた。

　このリアクションにも負けず、さらには「みかん一粒をのりに巻いて醤油につけて食べればイクラの味」、「コーヒーと炭酸水を混ぜるとウインナーの味」、「オレンジジュースに麦茶を混ぜるとりんごジュース味になる」とアピールした。しかし、他の出演者たちは驚愕して首を横に振った。ユ・ジェソクには「お願いだから、いい加減にしろ！」と言われるほどだった。

　それでもさゆりは、「食べたい時になければ作って食べるしかないでしょ」と意地を張り、「ヨーグルトは本当にそっくり」と繰り返し叫んだ。結局、番組の中で実験することになり、さゆり本人が作ったヨーグルトを出演者たちに試食させた。すると、なんと出演者たちの表情は晴れ、「プレーンヨーグルト味がするかも」、「珍しい味だね」、「これはいけるかも」、「牛乳に酢が加わって粘性ができたのかな」などと不思議がられた。

　今回は 「インチキ飲料」系のネタで大受けした彼女。日本発の発想力は韓国でもうけているようだ。