俳優コン・ユ
俳優コン・ユ
韓国俳優コン・ユが10月24日(木)に東京・国際フォーラムホールAにてファンミーティング「GONG YOO Premium Night 2013」を開催し、約2年ぶりにファンとプレミアムな夜をともに過ごした。

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 会場に青いペンライトが光り、待ちわびるファンの期待をさらに膨らませるようなイントロが流れ、ダンスパフォーマンスでコン・ユが登場。「単独でのファンミーティングは2年ぶりなので、本当にうれしいです。皆さんに会いたかったです。記念に写真を撮ってからスタートしましょう!」とあいさつをし、コン・ユの計らいによるフォトタイムでファンミーティングがスタート。ファンからは喜びの大歓声が上がり、映画でのシリアスな役柄から、ラブコメドラマまで幅広くこなす演技派俳優として変わらぬ人気を確認した。

 続いて「Gong Yoo’s BAR」でテーマの「Gong Yoo CASINO」がオープン。オーナーのコン・ユがブラックスーツで「世界にたった一つのカクテル」と紹介し、ファンクラブ“With YOO”と同じく命名されたノンアルコールカクテル“With YOO”でプロのバーテンダー並みのシェーカーさばきを披露。オフィシャルカラーである青にちなんだブルーが決め手のカクテルの材料はグレープフルーツ、ピーチ、パインのジュース。そして秘密のものをプラスしてシェイクし始めると 客席から笑い声が聞こえ「ここは笑うところじゃないんだけどな」と。さらにシェーカーを振り続けるコン・ユ、「お~っ」とファンから驚きの歓声を受け、無事に完成。その後、スマホによる抽選会が行われ「もしもし、僕はここにいます」「早く会いたいな」「待っているよ」「おめでとうございます」などと日本語によるコン・ユとの直接通話で当選者5名が決定。ウェルカムドリンクとしてカクテルがもてなされ、ディーラーに扮したコン・ユがカードを配り、プレゼント争奪ブラックジャック対決へ。見事「21」を獲得したラッキーな2名には“お姫様抱っこ”と“ツーショット写真”を、また参加賞として5名にコン・ユがその場で名前入りのサインをカードに書いて手渡し、“おもてなし”を感じさせる温かいひとときを演出した。

 次にカジノゲームの定番、ルーレットのコーナーでは、客席をA~Jのブロックに分け、ルーレットで選ばれたブロックの全席にサイン入りフォトカードをプレゼントするというプレミアム企画に、客席から大歓声が沸いた。さらに選ばれたブロックのファンたちとコン・ユとでジャンケン対決。勝ち残った2名には、愛用したジャージと釜山国際映画祭で特別号として発刊された雑誌がプレゼントされた。

 ファンと身近に接したプレゼントコーナーの後は、ドラマ「ビッグ~愛は奇跡<ミラクル>」の挿入歌「ノラソ」を披露。 選曲の理由について 「この歌は難しいので避けたかったんですが、この歌の韓国語ver.を聞きたいという方がたくさんいらっしゃると伺ったので、歌ってみました」と明かし、会場から大きな拍手が送られた。

 引き続き、事前に準備されたファンから寄せられた質問コーナーへ。最初に選ばれた質問「『これだから俳優はやめられない!』と感じる瞬間は?」に対し「僕の性格からすると、個人的には俳優や芸能人という職業は向いてないと思います。演技以外のことでも気を使わなければならないことが多くて窮屈に感じるからです。僕も人間なので時にはイヤになることもあります。でもカメラの前に立った時、カメラが回っているという合図のランプを見ると言葉にできない何かゾクッとする感じがあり、またカメラの前に立ちたいという気持ちになります。そして…皆さんです!」と答え、会場を見渡して微笑んだ。ファンへの配慮を忘れないセンスに客席から笑いがこぼれると「これはみなさんに笑ってもらおうとして言ったのではなくて、本当に僕がつらい思いをしていたり、時にはイヤになったりしても、変わらずに応援し続けてくださる皆さんのことを考えると、もう一度がんばらなきゃ!と思えます。ありがとうございます。感動していただけるような演技で応えていきます」と補足して、率直な心のうちを明かしたコン・ユにファンは今後も変わらぬ応援を約束するように惜しみない温かい拍手を送った。

 「キスシーンの時は何を考えていますか?」という質問が出ると、司会者から「“元祖キス王子”として日本でも有名ですよね」との一言に照れ笑いするコン・ユが「ドラマや映画では美しく見えるようにカメラが撮ってくれています。僕が本当に“キス王子”であるかどうかは実際にキスをしてみないと分からないですよね。いつか機会があればぜひ…まあそんな機会はなかなかないかもしれませんが(笑)」とファンも大興奮の意味深で胸キュンの名(!? )回答で会場を盛り上げつつ照れまくり大胆にも「これからも一生懸命キスします!」と宣言し、会場は大歓声で応えた。

 「愛猫“コンコン”との出会いは?」という質問とともに、ステージ中央のスクリーンに真っ白な猫の“コンコン”の写真が映し出された。それを見たコン・ユはすぐに「今回の来日のために、友人の所に預けているので、ちょうど会いたいと思っていたところなんです」と目を細めた。「2年前に友人からプレゼントされたんですが、その時から“同棲”しています(笑)時には娘のように、時には恋人のように一緒に暮らしています。実はもう1匹“マウ”という子猫がいるんですが…こちらは次の機会に紹介しますね」と言いつつも、「“マウ”はエジプト語で猫という意味なんです。」などととうれしそうに語った後「実は両親から『寂しいからって猫なんて育ててないで、早く結婚して自分の子供を育てなさい』といつも言われているんです」と結婚を急かされていることを告白。司会者がファンの複雑な気持ちを汲んで「いいえ、このままずっとたくさんの猫を大事に育ててください」と話すと、コン・ユは「皆さん、そう思っているんですか?」と驚いて見せ笑いを誘った。

 「映画『容疑者』(原題)の撮影で印象に残った出来事は?」という質問には、「みなさんが待ち望んでくださっている僕の次回作は、とてもスケールの大きなアクション映画になっています。今までドラマなどでお見せしたことのない新しい姿がぎっしり詰まっています。香港やプエルトリコなど海外での撮影をしながら9か月かかりました。右手と左手のじん帯をケガしたりして本当に大変でしたが、ご覧いただけば僕がどれだけ頑張ったか分かってもらえるかと思います」と、韓国で12月に公開される映画『容疑者』(原題)のメイキング映像を「まだ韓国でも見せていない、世界初公開の映像を皆さんのために準備しました」とコン・ユが直接説明し、場面ごとに解説を加えてファンとともに鑑賞。激しい格闘やワイヤーアクションの練習風景に、客席が驚きと心配の反応を示すと「韓国の俳優の中でも実際に漢江(ハンガン)に飛び込んだのは僕ぐらいじゃないですかね」とワイヤーにつられ漢江(ハンガン)に飛び込むシーンについて「最初に室内で練習してから現場に向かったのですが、水面からの高さが20m以上あるので、すごく怖くて飛び込めなかったんです。でも僕がやらなければ撮影は進まないし、スタントに任せるわけにもいかなかったので、勇気を出して頑張りました。全部で12回ほど飛び込みました」と振り返り、達成感を爽やかな笑顔で伝え「大きなケガをすることなく無事に撮影を終えられたので、今こうして皆さんの前に立っています。日本でも公開されると思いますので、ぜひ楽しみにしていてください」と投入しきった充実感を自信に変えてアピールした。

 コン・ユは「以前は大きな会場でファンミーティングをしましたが、今回はそれより若干規小さな会場なので、むしろ皆さんと近い距離で顔を見合わせて一緒に呼吸している気持ちになれて、とても幸せな時間でした。台風の影響で天候がよくない中、みなさんたくさん集まってくださって本当にありがとうございました」と心を込めて丁寧にあいさつ。最後にコン・ユ自身が好きな曲である「その時は知らなかった」を情感たっぷりに熱唱し、エンディングに「みなさん今日は幸せでした。気をつけてお帰りください。お元気で。愛しています。ありがとうございます」と別れのあいさつを重ね、一旦終了するも会場では途切れることなくアンコールの拍手を送った。

 コン・ユが1階下手側の扉からサプライズ登場。「みなさん、アンコールがあるのを知っていましたか?なんで分かったんだろう。僕の演技力が足りなかったかな?」とのコメントに会場は大爆笑。「最後に、皆さんが楽しい気持ちでお帰りになれるよう、楽しい歌を準備しました。これから“キム・ジョンウク”を探しに行きましょう!」とアップテンポのリズムにのって映画「あなたの初恋探します」のエンディング曲「二番目の初恋」を軽やかに歌うと、ファンは名残惜しさをオールスタンディングに託し、最高の盛り上がりで最後をしめくくった。コン・ユは 感謝の思いを込めて「サランヘ(=愛しているよ)」と叫び何度も手を振りながら別れを告げ。2時間30分のファンとの Premium Night は幕を閉じた。

 コン・ユが体当たりで新たなアクション演技に挑み、新境地を開いて演技の幅を一段と広げた次回作、「容疑者」(原題)に期待が高まる。なお、イベントの模様は後日Mnetにて独占放送予定(本放送:12月14日(土)午後9:00、再放送:12月16日(月)午前8:00、12月19日(木)午後3:00)。



[Special Track] コン・ユ(Gong Yu) - Because It's You
[Special Track] コン・ユ(Gong Yu) - Because It's You




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