輸入物価の下落は国内の物価下落の要因となる。韓国銀行は、国際原油価格が前月比1.3%下がるなど原材料市場が安定しているほか、ウォン高の影響が大きいと説明した。
輸入物価を品目別にみると、ブタンガス(前月比マイナス8.1%)や金塊(マイナス5.7%)、船舶用エンジン(マイナス4.2%)、原油(マイナス2.2%)、トウモロコシ(マイナス2.5%)などの下落幅が大きい。その半面、石炭コークス(6.5%)などは上昇した。
一方、5月の輸出物価は前月比1.0%下がり、4か月ぶりのマイナスとなった。前年同月比も5.9%下がった。輸出物価の下落は企業の採算性にマイナスの影響を与える。
中型乗用車(前月比マイナス1.0%)などが下落。一方、携帯電話とDRAM(記憶保持動作が必要な随時書き込み読み出しメモリー)はそれぞれ7.0%、4.0%上昇した。
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