【ソウル聯合ニュース】韓国教育科学技術部は29日、政府が支援する外国人留学生、84カ国・地域の322人を対象に30、31の両日、南東部の慶州でオリエンテーションを行うことを明らかにした。
 韓国政府は外国から奨学生を招く制度「GKS(Global Korea Scholarship)」を通じ、1967年からこれまでに132カ国・地域の約4000人を支援してきた。
 奨学生は韓国語研究機関で約1年間、韓国語の研修を受け、学士や修士、博士課程に在籍する。月80~90万ウォン(約5万5000~6万2000円)の生活費や飛行機代、入国・帰国の準備金、学費などの支援を受ける。
 教育科学技術部関係者は同事業の予算規模を2015年までに1000億ウォンに拡大する方針を示した。「奨学生らが『親韓』ネットワークの中心として活躍してほしい」と期待を寄せている。

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