ドンソク（ハン・イジン）はボクシングの全国大会で優勝するが、“チョンム館”の館長である父スンイル（ムン・チャンギル）の七光りによる八百長という汚名を着せられ、人々に認められずにいる。
こうして体育館を飛び出し、三流チンピラのような生活をしていた彼は、ある日、父が死んだという知らせを聞き、父の最後の遺産である“チョンム館”の看板を守るため、無謀な試合を準備することになる。

韓国映画「道端に走るサイ」は父を恨み三流人生を生きていたアマチュアボクサーが、父の体育館を守るため無謀な試合に挑戦する青春ボクシングドラマ。
ファン・ドンソク監督の長編デビュー作。