幼い頃に拾われてきたウネ（ミョン・セビン）と、兄妹のように育ったヒョスク（キム・スンウ）は、お互いに兄妹以上の愛情を感じるようになる。<br>ある日、ウネがレイプに遭い、その相手に復讐をしかけたヒョスクは刑務所に送られる。釈放後、2人は工事現場で働くが、生活は厳しい。ひょんなことからヒョスクはヤクザの道に入ることに。やがてヒョスクは組織の幹部となり、殺人を犯し逮捕される。彼を助けるため、ウネは言い寄ってきた検事チョルミンと結婚するが･･･。

日本未公開だが、『ホテリアー』『新貴公子』のキム・スンウ、『太陽に向かって』のミョン・セビンのスクリーンデビュー作。『男の香り』の原作は1995年に韓国で出版され150万部を突破した同名の小説で、2003年にはドラマ化されている。