1592年壬辰倭乱。先祖は幼い光海（クァンヘ）に朝鮮を任せて明朝に避難する。義兵を集めるために江界に向かう光海と班一行は、暮らすために他人の軍役を代わりに担う代立軍の護衛を受ける。正体が分からない敵の攻撃に、朝鮮の王を捉えようとする日本軍の追撃も増し、危機を感知した代立軍の隊長トウ（イ・ジョンジェ）は仲間の反対にも関わらず、光海と共にすることを決める。生死をさまよう苦難の中で運命を共にすることになった光海と代立軍。誰かに代わる自分たちの境遇が互いに似ていたことを感じる。しかし、残酷な戦争により班と対立軍内部では分裂が起きるのだが…。

韓国映画「代立軍」は壬辰倭乱（文禄・慶長の役）当時、「分朝」（一時的に建てた朝廷）を率いることになる世子・光海君（クァンヘグン）と軍役を代わりにする代立軍を素材にする映画だ。代立軍を率いる隊長トウ役をイ・ジョンジェが、分朝を率いる光海君役をヨ・ジングが演じた。
「マラソン」、「よいではないか」、「スーパーマンだった男」などを演出したチョン・ユンチョル監督がメガホンを取った。