チャ・ドゥリは韓国のサッカー選手。ドイツ・フランクフルト出身。ポジションはDF（ディフェンダー）。”韓国サッカー史上最高の選手”と言われる車範根（チャ・ブングン）の息子。父親がドイツ・ブンデスリーガのアイントラハト・フランクフルトでプレーしていた1980年、フランクフルトで生まれた。その後、父親が現役を引退するまでドイツで暮らしていた。父親が1989年、現役を退くと韓国へ渡り、高麗大学へ進学。大学在籍中の2001年、韓国代表チームとの練習試合に出場し、当時の代表監督だったフース・ヒディンクに見出されてアマチュア選手ながら韓国代表メンバーに選出された。2002年、日韓FIFAワールドカップに韓国代表として出場、その後、ドイツでプロサッカー選手としての人生をスタートさせる。
プライベートでは2008年、韓国人女性と結婚。2010年2月、長女が誕生した。
名前の「ドゥリ」とは韓国語で「ふたつ」という意味であり、韓国でも非常にめずらしい名前とされる。ニックネーム（愛称）は”ラジオ”で、由来は口数が多いため。

2002年　体育勲章猛虎章
2002年　ジャファンカップ体育大賞 男子最優秀賞
2008年　ドイツサッカー専門誌Kicker-Sportmagazin選定ベスト11

2015年3月31日、ニュージーランドとの親善試合で14年間活躍し続けた韓国代表を引退。ハーフタイムで涙の引退式が開催された。