失職した後、その日暮らしの人生を生きている夫婦ヨンテ＆ジョンヒ。代理運転や教師のアルバイトなど日雇い職を転々とするが、その日に乾杯して温かいご飯が食べられれば幸せだ。
そんなある日、ジョンヒの母親が誕生日を迎え、プレゼントを準備して来た兄弟たちとは違い、手ぶらだった夫婦はその現実に気付き、すぐに互いのせいにし始めるのだが…。

韓国映画「昼間は暑く夜は寒く」は資本主義システムに合わない夫婦を主人公に悲劇的な状況も笑いで吹っ飛ばすヒューマンドラマ。
実際の夫婦であるパク・ソンヨル監督と女優ウォン・ヒャンラが企画し、制作、撮影、録音、編集などすべての過程を2人の力で完成させた。
2021年「第26回釜山国際映画祭」クリティックb賞、KBS独立映画賞、「第47回ソウル独立映画祭」最優秀長編賞、2022年「第10回ムジュサンゴル映画祭」映画評論家賞を受賞。