新型コロナ「第4次流行」に突入の兆し、「登教授業」が継続されている学校で感染拡大心配=韓国(画像提供:wowkorea)
新型コロナ「第4次流行」に突入の兆し、「登教授業」が継続されている学校で感染拡大心配=韓国(画像提供:wowkorea)
新型コロナ「4次流行」が始まったという分析が出ている状況でも各学校など教授業方針は変わっておらず、学校を媒介に感染が拡散する可能性が指摘されている。

政府が5月2日まで首都圏は2段階、非首都圏は1.5段階の社会的距離の確保を維持することにしたが、これと連動した学校密集度基準も変化しておらず、防疫を強化する方法がなく、教育部内部からも「心配が大きい」との声が出ている。

教育部によると、距離を置くことで、首都圏の場合、高校は3分の2まで、幼・小・中学校は3分の1(最大3分の2)まで登校人数を制限する措置が置かれている。距離の確保第2段階まで幼稚園児と小学1・2年生は密集度の基準から除外するという方針により、これらの学年は「毎日登校」も可能だ。

実際、防疫当局は、第4次流行の入り口に差し掛かっているという分析を出している。

中央災難安全対策本部は、距離の確保の方針が発表された9日の会見で「第4次流行に入る兆しを見せている」とし「日常のほぼすべての空間で感染が発生しており、完全に安全な場所を探しにくい状況」と述べた。

教育部は学校密集度の基準は距離を置く段階によって決まるだけに、登校教授業関連の追加指針作りは考慮しないという立場だ。ただ、感染症の状況によって各学校が登校人数を調整するのは可能だと説明した。

教育部の関係者は「距離の確保の段階によって学校密集度を調整するという原則を決めたが、感染状況が深刻で心配が大きい」とし「現在としては各学校で最大限防疫規則を守りながら授業を行うしかない」と述べた。
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