「泥酔状態で恋人の友達に…」20代女性、嘘のMeTooで執行猶予=韓国(画像提供:wowkorea)
「泥酔状態で恋人の友達に…」20代女性、嘘のMeTooで執行猶予=韓国(画像提供:wowkorea)
酒に酔った状態で恋人の友人に性犯罪を受けたと、虚偽の告訴をした嫌疑で裁判にかけられた20代女性が1審で執行猶予の判決を受けた。

6日、韓国法曹界によるとソウル中央地検、判事は虚偽告訴の嫌疑で起訴されたA氏に対し、懲役1年執行猶予2年を宣告した。

女性A氏は2019年12月4日、ソウル冠岳警察署で「先月中ごろの午前1時、酒に酔った状態でソウル市のある建物で男性B氏に性的暴行を受けた」などの内容の虚偽の告訴状を出した嫌疑で告訴された。

裁判の過程で女性A氏側は「この事件当時、酒に酔っており全く覚えていない」、「心神喪失または反抗不能状態で間違った判断をし、男性B氏を告訴したが虚偽告訴の意思は全く無かった」と主張したが、判事はこれを受け入れなかった。

判事は男性B氏が、女性A氏と性関係を持つことになった経緯などを一貫して供述している点、飲食店の防犯カメラ映像にA氏とB氏が穏やかに会話をしている場面が映っている点、この事件当時A氏の恋人は酒に酔い眠ってた点などを考慮し、A氏がB氏と関係を持った当時、心神喪失状態ではないと判断した。

続いて「B氏がA氏の恋人に”A氏と関係を持った”と話したことで、A氏が危機を免れるために虚偽の告訴状を提出したように見える」と、A氏の犯行でB氏は長期間多大な精神的苦痛を受け、日常生活にも多大な支障が発生したように見えると説明した。

A氏の虚偽告訴事実は重い犯罪に該当する。しかしA氏がこの事件以前に何の処罰を受けていない点、A氏の年齢、犯行後の状況などを鑑みたと量刑の理由を明らかにした。

この判決に不服した女性A氏側は控訴した。
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