5日放送されたドラマ「ザ・キング:永遠の君主」14回では大韓帝国の皇帝イ・ゴン(イ・ミンホ扮)が、2020年の大韓民国の刑事チョン・テウル(ギム・ゴウン扮)に再会するために1994 年から時間旅行者となった。(提供:news1)
5日放送されたドラマ「ザ・キング:永遠の君主」14回では大韓帝国の皇帝イ・ゴン(イ・ミンホ扮)が、2020年の大韓民国の刑事チョン・テウル(ギム・ゴウン扮)に再会するために1994 年から時間旅行者となった。(提供:news1)
※あらすじ、ネタバレの内容が含まれています。

韓国ドラマ「ザ・キング:永遠の君主」のネタバレあらすじ、キャスト、視聴率、相関図、感想

 5日深夜に放送されたドラマ「ザ・キング:永遠の君主」14話では大韓帝国の皇帝イ・ゴン(イ・ミンホ)が、2020年のチョン・テウル(キム・ゴウン)に再会するために時間旅行者となった。

大韓民国のホテル。チョン・テウルのふりをしたルナ(キム・ゴウン)がお酒に薬を入れ、大韓帝国の皇帝イ・ゴンは気を失って倒れた。ルナは鞭の中の万波息笛の半分を見つけようとした。しかし、警護隊長チョ・ヨン(ウ・ドファン)がホテルに戻り、ルナは失敗し急いで逃げた。

チョン・テウルの助けで大韓民国の病院で意識を戻したイ・ゴン。26年前、自分を救ったのはチョン・テウルではなく、自分自身であったことに気づいたことを話した。また「今日のようだ。謀反の夜に聞いた笛の音が聞こえ始めた」と述べた。イ・ゴンはチョ・ヨンに、すぐに次元の扉を越えるから、自分の代わりにチョン・テウルに挨拶してくれと頼んだ。

皇帝イ・ゴンと逆賊イ・リム(イ・ジョンジン)は同時に次元の扉を越えた。その瞬間、また一つになった万波息笛により、「空間」軸だけでなく「時間」軸も同時に生じ、二人は、自分自身を救うために26年前の謀反の夜に移動した。

謀反の直前、2020年のイ・リムは1994年のイ・リムを尋ねた。2020年イ・リムは「私はお前だ。2020年から来たお前だ」と述べ、1994年のイ・リムは別の世界があることを目の前にして、伝説で聞いた万波息笛の力を確認した。

2020年イ・リムは、8歳の太子であるイ・ゴンを殺し、完全な万波息笛を手に入れるよう1994年イ・リムに助言した。しかし、1994年イ・リムは「年齢を重ねてもまだ愚かなお前!イ・リム、謀反は私がやる。お前ではなく。完全な万波息笛は私の物だ」と2020年イ・リムの首を切った。

その時、皇帝イ・ゴンも1994年の謀反の夜に戻っていた。イ・リムの部下と銃撃戦を繰り広げ、8歳の太子だった過去の自分自身を救った。逃げるイ・リムを追跡したが、失敗した。イ・ゴンは再び現在の2020年に戻ろうとしたが、次元の扉を何回も越えても、時間は1994年から中々進まない。

万波息笛が一つになる時だけ時間移動が可能であることを理解したイ・ゴンは2020年まで26年が経過するまで次元の扉の中で約4か月間留まらなければいけないことを悟った。

イ・ゴンは過去で時間を過ごしながら逆賊が起こしたイ・ジフン殺人事件を防ごうと公衆電話で大韓民国の警察に通報した。しかし、すでに事件が発生した後だった。

2020年のチョン・テウルは過去のイ・ジフン殺人事件を1994年に公衆電話で通報したイ・ゴンの声の録音を聴き、イ・ゴンが過去の世界で時間旅行者になったことを知った。

チョン・テウルにはイ・ゴンに出会った5歳の時の記憶が生じた。彼女は「どこまで来たんだ?私はどこで待てばよいの?」と涙を流した。

過去を生きるイ・ゴンは、2016年4月の選挙の日にも、当時のチョン・テウルに会いに行った。その時、チョン・テウルは5歳の時と同じ服装と同じ顔をしているイ・ゴンの存在を理解していた。5歳の時の記憶を持つことになっていたからだ。
イ・ゴンは「覚悟はしていたが、あなたが私を知らない瞬間は悲しい。僕たちは、今、違う時間を生きている。だから、僕が到着するまで、どうかくじけないでほしい」と、いつかクァンファムン(光化門)広場で再会する時、もう少し時間を出して欲しいと述べた。

次元の扉の前にある公衆電話を訪ねたチョン・テウルには、2016年の記憶も追加されていく事を感じた。その瞬間、公衆電話の中には「2016年4月13日、もう少し待ってくれ。もう少しで着く」というメモが生じ始め、チョン・テウルはまたも涙を流した。

チョン・テウルは自分になりすまして周りに滞在しているルナの後をついて行った。チョン・テウルの尾行に気付いたルナは「警告したはずなのに。私たちが会ったらあなたは死ぬ」と「まあ、何かを失うのが初めてなのか。ならばこれから適応してみろ。私は生きていきながら毎日何かを失ってきた」と話ながらチョン・テウルをナイフで刺した。

血を流して倒れたチョン・テウルにはクァンファムン(光化門)でイ・ゴンに会った記憶が変化して思い浮かぶ。その記憶の中で、チョン・テウルは5歳の時と2016年の選挙の日にイ・ゴンに出会った新しい記憶のおかげでイ・ゴンの正体を知っていた。しかし、イ・ゴンは「不思議だ。あなたは私を知っているような目をしている」と慌てた。

物語は佳境に入っている。次回15話の放送は土曜日の深夜。来週の16話で最終話を迎える予定だ。

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