韓国　きょうのニュース（９月１７日）

◇文大統領　正恩氏と「虚心坦懐に対話」　　文在寅（ムン・ジェイン）大統領は１７日、青瓦台（大統領府）で開かれた首席秘書官・補佐官会議で、北朝鮮・平壌で開催される南北首脳会談（１８～２０日）について「米国の非核化措置の要求と、北側の敵対関係清算・（体制）安全保証のための措置の要求の間でどうすれば接点を見いだせるか、金正恩（キム・ジョンウン）国務委員長（朝鮮労働党委員長）と虚心坦懐（たんかい）に対話を交わそうと思う」と述べ、朝鮮半島の恒久的平和に向けた意志を示した。◇南北ファーストレディー　音楽で一つに　南北首脳会談に同行する文在寅大統領夫人の金正淑（キム・ジョンスク）氏と金正恩委員長夫人の李雪主（リ・ソルジュ）氏は共に声楽を専攻したことから、音楽を通じた交流が期待されている。金正淑氏は訪朝初日に北朝鮮最高の音楽分野の総合教育機関、金元均名称音楽総合大、２日目には音楽など芸術分野の英才教育機関、万景台学生少年宮殿を訪問する予定で、ここに李雪主氏が同行する可能性が高い。南北のファーストレディーが平壌で対面するのは今回が初めてだ。◇売買春をあっせん　人権団体が関連サイトなど告発　性売買防止・被害者保護などに関する法律（性売買防止法）の施行から１４年を迎え、女性人権団体などが売買春のあっせん窓口の役割を行ったインターネットサイトに対する徹底的な捜査を求めて警察に告発した。これらの団体はソウル市内で記者会見を開き、サイトを放置した国の政策に強く抗議するとして、警察に対しサイトの閉鎖と不法に得た収益の没収、追徴を要求した。