愛と笑いにあふれたクリスマス・パーティを開催した「MONSTA X」
愛と笑いにあふれたクリスマス・パーティを開催した「MONSTA X」
MONSTA X」が12月17日(火)・18日(水)、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ・メインアリーナで、『MONSTA X, Christmas Party 2019』を開催した。

MONSTA X の最新ニュースまとめ

 これは、設立3周年を迎えたファンクラブ「MONBEBE JAPAN」会員向けのファンコン(コンサート+ファンミーティング)で、両日ともにチケットは完売し、全国から2日間で16,500人のMONBEBE(ファン)が詰めかけた。満員のMONBEBEに応えるように「MONSTA X」は、日本初パフォーマンスとなる楽曲や、既存曲のクリスマスアレンジ曲などの13曲の歌と、楽しいゲームというステキなクリスマスプレゼントを一足早く届けてくれた。

 クリスマスツリーをイメージした照明が映える中、爽やかなデートのスタートを告げたのは、クリスマスムードあふれたアレンジに変身した日本オリジナル曲「PUZZLE」。その後に続いたこのイベントにふさわしい「Party Time」では、ジュホンを挟んでキヒョンとヒョンウォンが乾杯のアクションをして会場を沸かせた。

 来日単独公演は、今夏の『2019 MONSTA X WORLD TOUR ‘WE ARE HERE’ IN JAPAN』以来の約3か月半ぶり。その間に韓国でアルバム『FOLLOW:FIND YOU』をリリースし、「FOLLOW」で音楽番組の1位を獲得。アメリカではSteve Aoki、French Montana、will.i.amなどとのコラボを経て、12月から再びクリスマスフェス『JINGLE BALL』でアメリカ全土を回った直後、多忙の中での来日であったが、メンバーたちは口々に「久しぶりー!」と言いながら、「2年ぶりのChristmas Partyです」(キヒョン)、「MONBEBE JAPANの3周年。特別な夜にしたい」(ミニョク)と冒頭から意気込みにあふれていた。

 大人のムードでセクシーなパフォーマンスで魅せた「Tropical Night」と「LIVIN‘ IT UP」の後は、「MONSTA X」のかわいらしさがあふれる『クリスマス愛のささやき』コーナーへ。ソファやツリーも登場し、リラックスした空間で行われたのは、箱の中のカードを引き当て、そこに書かれてある愛の言葉をささやき、ファンの拍手の大きさで勝者を決めるというゲーム。ショヌがカメラマンとなりメンバーたちを至近距離で撮影しながら行われた告白では、ミニョクが「僕のこと好きでしょ?じゃあ、僕も君のこと好きになってあげる」と言って、カメラにキスを迫ると会場からも大声援が上がり、メンバーたちからは「それ、反則!」とクレームが上がったが、ファンのジャッジで見事に優勝した。

 楽しいゲームの後は、「歌のプレゼント」だというクリスマスアレンジになった「#GFYL」。続いた「NEED U」の2曲で4台のトロッコに分乗したメンバーたちがアリーナフロアを歌いながら移動。メインステージから客席後方のサブステージを往復したが、近くに現れたメンバーたちをファンも大興奮で迎えた。

 メインステージに戻ると「クリスマスの思い出」を話し始める。「去年のクリスマスは、好きな人と一緒にいました」と言ってミニョクが会場を沸かせたが、その相手は、メンバーのジュホンだと判明。そのジュホンは、「メンバーがひとりずつプレゼントをくれました」と、各人との独特なハンドサインを披露。ヒョンウォンが「今年は、たくさんの『MONBEBE』の愛をもらいました」と言った後は、日本初パフォーマンスとなる「Find you」を歌って前半を締めくくった。

 ショヌがサンタに、そして他のメンバーがトナカイに扮して「MONBEBE」にプレゼントを届けに行くというかわいいムービーに続けて、白と黒のフォーマルスーツで登場した「MONSTA X」は、ラップとボーカルの対比が強烈な「X-Phenomenon」で後半のスタートを告げる。

 カッコいいパフォーマンスから一転、ファンからも大人気、恒例の『サイレント伝言ゲーム』が続く。爆音が流れるヘッドフォンをしたメンバーに、口の動きで伝言を伝えるゲームだが、初日のメタメタぶりを挽回すべく、2日目は全員で気合入れをしてからスタート。正解もあったが、「ヘッドフォンがお似合いです」という文章が、なぜか「『MONBEBE』、いつも愛してる」に変わってしまうという“MONBEBE愛”を発揮して、「愛嬌をしながらクリスマスソングを歌う」という罰ゲームに。各人がかわいらしく歌う中、最後のキヒョンが「気を集める」と変なポーズをすると、メンバーたちは椅子から転げ落ちて大爆笑。こういう笑いのセンスが、「MONSTA X」らしさでもある。

 大爆笑の後は、「笑ってもステージは真剣!」とガラリと雰囲気を変えて、「MONSTA X」らしさあふれたハードな「SPOTLIGHT」と「KILLIN‘ ME」の日本語曲を続けてパフォーマンス。激しいパフォーマンスの余韻を残しながら「MONBEBE JAPAN(FC)が3周年を迎えました。(日本初単独公演)品川でのショーケースは3年前だなんて、時が立つのが早いですね」とI.Mがしみじみ言えば、「春ツアーの『PIECE』で初めての場所で『MONBEBE』に会えてうれしかった」(ミニョク)、「今年の『PICNIC』ツアーでは、より多くの都市で楽しい思い出を作れた」(ジュホン)と、思い出を語る。そこでショヌが「日本活動はとんかつを食べて、ラーメンを食べて、桜も見て、良い思い出がたくさん。今日も良い思い出です」と笑わせると、本編ラストは、韓国最新曲「Follow」の力強いパフォーマンスで幕を閉じた。

 アンコールの「Pure Girl」では、再びトロッコで会場内へ。アカペラで歌うメンバーたちを「MONBEBE」の手拍子が支え、暖かい空間が生まれた後に、メンバー各人が述べた思い思いの感謝の言葉は下記の通り。

 キヒョン「いつも信じて、愛して、付いて来てくれて、ありがとうございます。僕たちに注いでくれる情熱、愛情、時間のすべてをお返しできるようにします。今日が皆さんの心に幸せな1日として残ったらうれしいです」
ジュホン「昨日I.Mさんが“公演できて、本当にうれしい”って言ったのですが、全員がそう感じました。応援グッズを手作りしてきてくれて、ありがとうございます。(見渡して)すごくキレイ。見たかった景色です。皆さん、愛しています!」
ミニョク「(日本語で)3年間、いろいろな思い出があります。特に春ツアーの『Aura』が印象に残っているのですが、その時も今日も、皆さんがそばにいて大切な思い出を作ってくれて感謝しています。皆さんの心はいつも僕と一緒です」
I.M「寒いけれど、今日を思い出して温かくいてください。つらい時、寂しい時、寒い時、今日、僕たちが分かち合った感情を思い出してほしいです」
ショヌ「(日本語で)楽しかったですか?心は熱いですか?(韓国語で)皆さんの期待通りになるにはまだまだだけど、いつも皆さんを楽しませて、心を温かくさせる歌手になる努力をします。クリスマスを一緒に過ごせて楽しかったです。(日本語で)いつも愛してる、毎日愛してる、これからも愛してる!またね!」
ヒョンウォン「『サイレント伝言ゲーム』の最中に、『MONBEBE』を見ていたら胸がジーンとして、幸せな気持ちになりました。(日本語で)『MONBEBE』の皆さんのおかげで僕たちは歌って踊ることができます。これからもよろしくお願いします。いつも好き(投げキス)」

 そして最後は、初パフォーマンスとなる「Carry on」で楽しいムードでパーティを締めくくった。

 多忙の中、日本オリジナルのセットリストを組み、なるべく日本語で会話をしてくれる彼らの「MONBEBE」愛と温かさ、そして笑顔があふれる公演となった。本公演の後はまたすぐに、海外公演へ。そして年末の歌謡祭、年明けの音楽授賞式を経て、2020年のバレンタインにはアメリカでのアルバムをリリース予定の「MONSTA X」。来年も日本で多くの曲をリリースしてくれることを期待したい。


<セットリスト>
M-1.PUZZLE (Christmas ver.)
M-2.Party Time
M-3.Tropical Night
M-4.LIVIN‘ IT UP
M-5.#GFYL (Christmas ver.)
M-6.NEED U
M-7.Find you
M-8.X-Phenomenon
M-9.SPOTLIGHT
M-10.KILLIN‘ ME
M-11.Follow
M-12.Pure Girl
M-13.Carry on


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