イ・ミンヒョク(BTOB)
イ・ミンヒョク(BTOB)
韓国実力派ダンスヴォーカルグループ「BTOB」のイ・ミンヒョク(以下ミンヒョク)、「FTISLAND」のチェ・ジョンフンら主演のドラマ「逆転のヒーローズ~ぼくらのドキドキ事件簿~」のハイタッチ付き上映会&TALKイベントが7月15(日)に東京・品川インターシティホールにて開催された。

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 ドラマ「逆転のヒーローズ~ぼくらのドキドキ事件簿~」は、韓国KBSと疾病管理本部臓器移植管理センターが共同制作し、公開から2週間で80万を超える閲覧数を記録するなどテーマ性やドラマのクオリティの高さもあいまって大きな反響を集めた。心臓、じん帯、角膜をそれぞれ寄贈受けた三人の高校生が活躍するファンタジー推理ドラマで、ミンヒョクは心臓の寄贈を受けて女性の心を読めるようになったペ・ジュニョン役を演じた。身体的理由等で学校生活がいやで仕方なかった高校生3人組が、臓器や人体組織の移植を受けて超能力を手に入れ、謎めいた事件を次々に解決していくストーリー。

 3話までのドラマの上映が終わり、会場に拍手が沸き起こるなか、MCの紹介でスカイブルーのストライプのシャツに白パンツという夏らしい爽やかな装いでミンヒョクが登場。
ステージに姿を見せるとそのまま反対側に過ぎ去っていくお茶目なミンヒョクに会場は爆笑。改めて登場し、「こんにちは。『逆転のヒーローズ』でジュニョン役を演じたミンヒョクです。よろしくお願いします」と日本語であいさつをすると、トークショーへ。

 MCが「共演した『FTISLAND』のチェ・ジョンフンさんやキム・ソへさんとの撮影現場の雰囲気はいかがでしたか」と聞くと、「二人とも優しかったので、雰囲気が本当に良かったです。(撮影は)大変なことも多かったですが、お互いに力を出せるように声を掛けあったり、美味しい食べ物を一緒に食べたりしました。すごく仲良くなれました」とミンヒョク。「ドラマのなかでジュニョンもスホ(チェ・ジョンフン)もユンジ(キム・ソへ)に想いを寄せていますが、1回目(のイベント)で『実際に自分の好きな女性が他の男性を好きだったら、振り向かせる』とおっしゃっていましたが、具体的にどんな風にしますか」という問いに、ミンヒョクは「ずっと気持ちを表現したり、優しくしたり、時間かけて愛を伝えます」と気風の良さを感じさせる回答をした。

 今後の活動計画については、「特別な目標というものはありませんが、息長く活動していきたいです。そうしてこそ皆さんと一緒にいられるので…」と話し、「お爺さんになるまで頑張っていただきたいと思います」というMCの返しに、しわがれた声で返事をし、会場の笑いを誘った。

 “ファンの声を聞かせて”は、選ばれたファンが自分の元に来たミンヒョクに直接伝えたいことや質問をするコーナー。
韓国・ソウルから来たファンの質問はドラマにちなんで、臓器移植の考えはあるかと聞かれ、「元々は考えていなかったのですが、このドラマを通じて少し考えが変わり、関心が出てきました」と答えてからファンにも聞き返すと「私も(ドナー登録を)したいと思っていろいろと調べていたのですが、まだできていません」というファンに「素敵です」とドナー登録への関心を称えた。

 「日本のどういったところが好きですか」という大阪から来たファンの質問には「景色も好きで、人が皆優しいです。そういうところにとても感銘を受けました。大阪も本当に好きです。めっちゃ好きやねん」と方言も使いこなし、会場の笑顔を引き出した。

 また、別のファンから「ドラマの役柄の年齢は17歳ですが、ミンヒョクさんの17歳の特別な思い出はありますか」と聞かれると、ミンヒョクは「クラス委員でもありながら学芸部長でもありました。スポーツが好きなのでバスケットボールサークルに入ろうと思ったのですが、担任の先生が『クラス委員で学芸部長だから勉強に集中して』と強制的に辞めさせられました。サークルに入るための入部テストが本当に厳しくて2週間の体力訓練を受けてからテストを受け、本当に足も痛くて…そんな思いをしたのに先生のせいでボールを触る前に辞めることになってしまいました。今となってはいい思い出です」となかなか聞くことのできない学生時代のエピソードを明かした。

 続いての“ファンと楽しむ演技再現コーナー”では、女の子からハグするシーンで恥ずかしさからハグをためらってしまうファンの手を引き、自分の胸に引きよせる男らしいミンヒョクにファンが歓喜する場面も。
また、ファン10名に直筆サインをプレゼントする特別抽選やミンヒョクがステージを降りて客席をゆっくり回りながら行われるハッシュタグイベント(フォトタイム)でファンを喜ばせた。

 ミンヒョクは「こうやって僕のドラマのイベントに来てくれてありがとうございます。まだドラマを見ていない人は、このドラマを見ると元気になるので、早く見てください。そして、さっきのハッシュタグイベントで撮った写真はいい写真かどうかをしっかりと確認してからあげてください(笑)」とあいさつし、最後に今日覚えた日本語を復唱してから壇上を後にした。

 限られた時間の中でも一つひとつの質問に対し真摯に答え、通訳に頼らず日本語をすぐに吸収して可能な限り自分の言葉で伝えようとする彼の姿から、茶目っ気を兼ね備えながらもファンへの温かさが見てとれるイベントとなった。
イベント終了後にはハイタッチ会も実施され、ミンヒョクはファンと直接交流を持った。


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