【会見レポ】「OH MY GIRL BANHANA」、8月29日に「バナナが食べれないサル」で日本デビュー！「振付も本当に可愛いので一緒に楽しもう」

2015年4月に韓国デビューし、3周年を迎えたことし、韓国の音楽番組で初の1位を獲得するなど、いま勢いに乗っている7人組ガールズグループ「OH MY GIRL」（オーマイガール）。キュートさだけでなく、アーティスティックな楽曲の評価も高く、日本語力も抜群に高い彼女たちが、4月に活動がスタートした初の派生ユニット「OH MY GIRL BANHANA」（オーマイガール バナナ）として、日本デビューすることが決定し、6月11日（月）都内で記者会見を行った。

OH MY GIRL の最新ニュースまとめ

　明るく仲の良いOH MY GIRLらしく、日本デビューするこの派生ユニットはメンバー全員が参加。8月29日（水）発売のミニアルバム「バナナが食べれないサル」で日本デビューを飾る。

　リード曲「バナナが食べれないサル」はほしいものが手に入らなくても、違うものでいくらでも幸せは感じられるというステキなメッセージが込められた楽曲で、サルがお尻をかく“バナナサルダンス”がサビに入ったキュート＆キャッチーなナンバーだ。

　この日、会見場に現れた7人は、サルの耳のカチューシャとお尻にしっぽを着けたキュートな衣装で登場！手にはカゴを持ち、なんと報道陣の席を回りながら、記者・カメラマン全員に「よろしくお願いしま～す」と言いながらバナナをプレゼントするというユニークな演出で、報道陣をメロメロにした。

　そして、「こんにちは。『OH MY GIRL BANHANA』です」と全員であいさつし、自己紹介を終えたメンバーたちは「バナナが食べれないサル」の韓国語バージョンをパフォーマンス付きで披露！韓国ではヒョジョン、ビニ、アリンの3人がこの曲で活動していたので、7人でのパフォーマンスはこの日が初公開。7人で元気いっぱいに“バナナサルダンス”を踊り、報道陣から大きな拍手を浴びた。

　リーダーのヒョジョンは「振付も本当に可愛くて、楽しいです。皆さん、一緒に楽しみましょう！」と「バナナが食べれないサル」を紹介。ジホはきのうミュージックビデオの撮影をしたことを明かし、「日本デビューのために、本当に頑張って準備しているから、その日までちょっと待ってください」と伝えた。

　さらに、この日ジャパンオフィシャルファンクラブ「MIRACLE JAPAN」がオープンしたことも発表され、ミミは「正式にデビューすることが決まってファンクラブができて、すごくうれしいんですが、もっと責任感を持って頑張らなきゃダメだと思いました」と気を引き締めた。

　8月28日（火）には東京・なかのZERO大ホールで、日本デビューショーケースも開催。しかも、各回テーマを変えながら1日3公演。1日に3公演をするのは初めてだというメンバーたちだが、「たくさんいらっしゃってくれたらうれしいです」と呼び掛けた。

　そして、7人7様の個性を持つメンバーたちは、隣のメンバーの魅力を紹介。ミミは「スンヒちゃんのいいところは、本当に歌も上手だし、性格もすごく活動的でムードメーカーです」と話し、そのスンヒは「ユアさんは顔がとても小さいです。声が魅力的だし、体型のバランスがいいです。考え方が深く、私と同じ学年なんですが、私が頼りにすることが多いです」と言うと、「恥ずかしいですね」と照れるユア。

　9頭身とも言われるユアは「胸を張って、キレイな姿勢を維持することを心掛けています」と美しいプロポーションを保つ秘訣を明かした後、ジホについて「私より年下なんですが、面倒見がよくて、しっかりしているし、大人っぽくて頼りがいがあります。そして、体調が悪いときも一生懸命取り組んでいるので、こういう子と一緒に仕事ができて幸せだなぁ、ありがたいなぁと感じさせてくれます」と絶賛。

　そんな賛辞を受け、「胸がいっぱいです」と笑顔を見せたジホは「アリンちゃんはパッと見ると愛らしくて可愛くて、赤ちゃんみたいな姿をしているかもしれないけれど、本当に考えることも多いし、考えが深いです。そして、アリンちゃんといるとラクで、自分らしくいることができるので、良い人だと思っています」と話し、体調が悪いとき、アリンがジホの好きな甘い物を買ってきてくれたというエピソードも披露した。

　すると、アリンも、自分が体調の悪いとき、ジホがおいしい食べ物と薬を手紙と一緒にベッド脇に置いておいてくれたことがあると明かし、メンバー同士の友情を垣間見せた。
そのアリンは「ヒョジョンお姉さんはいつもポジティブです。そして、運動が好きで、健康管理や体の維持に気を遣っています。練習もそうですが、何でも一生懸命頑張っていて、学ぶべき点が多いお姉さんです」とリーダーでもあるヒョジョンに尊敬の念を示した。

　最近ボウリングに夢中で、ハイスコアは140だというヒョジョンはビニについて、「練習生のときから演技が1番上手でした。そして、舞台の上でカッコいいし、ビニちゃんは目が大きいでしょ？舞台の上で本当に演技が可愛いです」と紹介。「愛嬌を見せて」とリクエストされたビニは、「ウインク～」と可愛らしい表情を見せ、みんなの期待に応えた。

　そのビニは「ミミちゃんの魅力はラッパーだから、ラップするときカッコいいけれど、舞台の上の姿と普段の姿は違います。普段は本当に優しくて、可愛くて、笑顔も本当にキレイです。私の考えでは1番可愛いお姉ちゃんだと思っています」とミミのギャップのある魅力を伝えた。
ミミは「普段はお互いに恥ずかしいから褒めたりすることは少ないんですけど、この席で褒められたから、恥ずかしいけどありがたいですね」と本音をもらし、メンバーだからこそ知るお互いの魅力紹介を締めくくった。

　「バナナが食べれないサル」にちなんで、苦手なものを聞かれると、「コーヒーを飲むことができないので、カフェに行ったらアイスチョコを飲みます。アイスチョコで私の幸せを探しました（笑）」とジホ。ミミは「果物があまり好きじゃなくて、実はバナナも食べなかったんですが、今回のアルバムを準備しながらバナナが好きになりました。そして、バナナもよく食べていて、多くはないんですけど、1日3、4本？」と言うと、ヒョジョンから「それ多いんじゃない？」とつっこまれ、大爆笑となった。

　また、苦手なものを克服したエピソードとして、ボウリングを挙げたジホは「最初60点だったのが、頑張って110点をとることができたとき、幸せな気分になりました。頑張ったら、何でもできるんだなと思った瞬間でした」と話し、スンヒは「メンバーと出会う前は歌手になれませんでした。でも、メンバーに出会って、歌手になれました。だから、幸せです」とニッコリし、会場を心温まる雰囲気に包んだ。

　今後の日本での活動について、まずは「OH MY GIRL BANHANA」としてデビューすることが決まったが、ジホは「『OH MY GIRL』の曲もたくさんあるし、私たちは韓国でも頑張って活動しているから、『OH MY GIRL』としても日本デビューできると思っています。待っていてください」と「OH MY GIRL」としてデビューすることにも期待を持たせ、ヒョジョンは「『AKB48』とか日本のガールズグループとコラボレーションしたいです」と夢を膨らませた。

　また、日本にいる間にスンヒは「すき焼きが食べたいです」、ヒョジョンは「韓国とは食べ方が違うと聞いたので、日本のかき氷が食べたいです」と食の楽しみについても、目を輝かせながら話した。

　今回、メンバーみんなが「めっちゃ可愛いと思った」という“サル”をコンセプトにした衣装に身を包み、会見場を一段と華やかな雰囲気にした「OH MY GIRL BANHANA」。フォトセッションをした後、最後も記者会見では見たことがない、報道陣をバックに記念撮影をするというサプライズ演出で、最後まで報道陣に強いインパクトを残して、記者会見を終了した。

　なお、8月28日の日本デビューショーケースのチケットは、本日オープンしたばかりのジャパンオフィシャルファンクラブにて、6月16日（土）午前11時～24日（火）23時59分まで先行抽選予約が実施されるので、要チェック！元気ハツラツとしたキュートさで、待望の日本デビューを果たす「OH MY GIRL BANHANA」が今夏、日本のファンにどのような魅力を届けるのか注目だ。