歌手パク・ジョンミン
歌手パク・ジョンミン
「SS501」(現在活動休止中)のメンバーであり、ソロアーティストとして活躍中のパク・ジョンミン。7月2日に除隊し、7月22日(土)東京・原宿クエストホールで除隊を記念し、「パク・ジョンミン復帰記念コンサート Show1」を開催した。

パク・ジョンミン(SS501) の最新ニュースまとめ

 同公演は7月22日、23日でShow1、Show2、 Show3と3回のステージを企画し、それぞれに違ったパフォーマンスを披露する。 パク・ジョンミンの日本でのパフォーマンスを支え続けてきた実力派ミュージシャン、ジョンミン命名によるところのOB(おやじバンド)がジョンミンの歌唱を支える。

 公演初日のこの日、ステージと客席の距離が近くファンにとってうれしい会場に、兵役を終え2年ぶりとなるジョンミンの姿を見ようと待ちに待った多くのファンが駆け付けた。
いよいよ除隊後初となるコンサートの幕が上がった。

 歓声が上がる中、花柄のシャツに黒パンツという衣装でジョンミンが登場し、バンドの演奏に合わせ、「君は知ってる?」でスタート!

 曲が終わると、「ただいま!パク・ジョンミンです。元気ですか?みんなの笑顔を見られてすごくうれしいです」とあいさつし、「この間発売されたアルバムから一曲歌おうかなと思うんだけど、みんな何に投票した?当てた人にはお祝いしてあげる」とオープニングからジョンミン節を炸裂させた。

 不正解のファンに「ブー!」と、「ナップニンガヨ」と正解したファンには「おめでとう」と楽しくファンとのやり取りを交わし、盛り上げる。
OBの紹介では、一人ひとりに意気込みを伺い、「今日は5人で頑張っていきますので、精いっぱい応援お願いします」と仲睦まじい姿を見せた。「ナップニンガヨ」が始まると、久しぶりに聴くジョンミンの歌声に静かに聴き入るファンたち。

 「声が出なくてどうしようと思ったけど、みんなの笑顔を見たらちょっと治った。でも次の曲はみなさんの力が必要です」と掛け声をお願いするジョンミン。「サビ流して」というファンの要望に答え、OBの演奏に合わせて掛け声を練習した。

 「準備はできていますか?立って!」と始まったのは「Summer Break!」。笑顔でジャンプしながら会場にマイクを向け、ファンと一緒に楽しみ、曲の最後にジョンミンが「みんなで!」と言うと、ファンが一斉に「Summer Break!」と応え、会場一体に。

 「最近、韓国より日本の方が暑い。なぜならみんながいるから」という言葉に歓声があがると「ちょっと引いた?(笑)」と笑いを誘うジョンミン。次の「雨降る夏の夜は」ではしっとりした歌声にファンたちはペンライトを左右に振りながら聴き惚れた。

 「今日は台本なく適当に話しています(笑)久しぶりだからみんなと話し合いたかった」とファンへの愛を見せ、「僕、前と何が変わった?」というジョンミンの問いかけに「体重!」の声が返ってくると、「合っているけど、(正解は)歳です。20代と30代で歌うバラードは違うので、30代のバラードをみんなに聴かせたいです」と話し「愛をください」へ。座っているとは思えない声量で歌った。

 「浅い夢の果て」では、立ち上がり真剣な表情で全身をつかって熱唱した。拍手喝采に「どうですか?変わった?ジョンミン、最高だよね(笑)」と俺様ぶりを健在させた。

 続いて、ROMEOの「IN THE FOREST」のモチーフにもなったオム・ジョンファの「招待」をカバー。少しだけダンスを踊りながらセクシーに歌い上げると、照れた表情で「本当は踊ろうと思ったけど、ちょっと恥ずかしいね」とジョンミン。「花咲く春が来れば」の紹介では、「たぶんみんな知らない曲なので適当に聴いてください(笑)」とジョークを挟んだが、感情のこもったジョンミンの歌声にファンたちペンライトを振るのも忘れ酔いしれた。

 そして「久しぶりにみんなに会う前の思いを歌詞に託しています」と9月18日発売予定のニューシングルに収録されている「会いたくて」を丁寧に心込めて力強く歌い上げた。

 同アルバムに収録されている「WINK」の紹介では、「tonight tonightと簡単なフレーズだから、練習してください」と“tonight”を繰り返し歌うと笑うファンに対し「笑う歌じゃなくて切ない歌だから」とツッコむジョンミン。ファンを見つめ微笑みながら、語りかけるように歌った。

 発売未定の新曲「Love Sick」では、目を閉じてハスキーな歌声を響かせた。「次も新曲です」にファンから驚きの声が上がると、「だから曲いっぱい持っているって言ったじゃない(笑)」とハスキーな歌声で「風が吹く」を聴かせた。
「来年か再来年にみなさんの手元に届く曲を一足早く届けました」と説明すると、「盛り上がる曲なのでみんな立っても大丈夫ですよ」の言葉にファンも勢いよく立ち上がり大興奮。

 ROMEOの「Kiss & Smile」と曲を紹介すると、歓声が上がり、ジョンミンのダンスに「きゃー!」と沸く会場。

 続く「NO NO NO」でより一層会場が盛り上がり、体を揺らしリズムをとるファンの姿も見られた。
イベントも終盤になり、「終わりの時間が近づきました」とジョンミンの言葉に「えー!」と残念がるファンたち。「明日もあるし…明日来られない人!明日も来てください!家庭があって来られない人!その日だけは家庭を捨てて(笑)」とファンを笑わせた。

 「それでは最後の曲です。みなさんを思いながら歌います。『君を…』聴いてください」とジョンミンの言葉にスタンディングのまま体ごと揺らし、名残惜しそうに聴くファン。

 間を置かずに始まった「Always and Forever」では、穏やかに歌い始め、サビでは声を張り上げてメリハリのある歌声を見せると、歌の合間には「パク・ジョンミン!」とファンの掛け声がかかった。
最後の「永遠に」では、力強くもありながら優しい声で歌うジョンミンにファンはうっとりと酔いしれた。

 「カムサハムニダ(=ありがとうございます)。OBのメンバーにも大きな拍手をお願いします。ありがとうございます」と言ってジョンミンが舞台からはけるや否や「パク・ジョンミン!」というアンコールが起こり、待ちきれないファンの次第に早くなるアンコールに応え、ジョンミンが「Beautiful」の曲とともに再登場。

 登場した途端に総立ちで迎えたファンと一緒に歌に合わせ、拳を上にあげ、楽しんで歌うジョンミン。次の「Wara Wara」では、ジョンミンの促す手拍子にファンも合わせて手拍子で盛り上げ、間奏で踊るジョンミンに黄色い歓声が上がった。

 「最後の曲です」と「NOT ALONE」。 前奏から掛け声がかかり、「ノッテムネ」と声を張り上げる部分で沸き立つファンの歓声と明るい笑顔を引き出し、曲が終了した。

 「ありがとうございました。みなさんにもう一度拍手をお願いします。愛しています。サランヘヨ(愛しています)。アンニョン(さようなら)」と最後のあいさつを残し、ステージをあとにした。

 パク・ジョンミンは、9月16日にはROMEOとしてコンサート2公演を開催、10月10日にニューアルバムをリリース、9月18日にパク・ジョンミンとしてニューシングルをリリースし、同日にコンサート2公演を開催する予定だ。

 7月1日に除隊後本格的に日本活動を再開したパク・ジョンミン。今後の活躍にファンにとって喜びと期待が高まるうれしい年となるだろう。



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