「師任堂(サイムダン)、色の日記」ヤン・セジョン「迷惑をかけぬよう、睡眠は一日2~3時間だと決めて励んだ」(オフィシャル)
「師任堂(サイムダン)、色の日記」ヤン・セジョン「迷惑をかけぬよう、睡眠は一日2~3時間だと決めて励んだ」(オフィシャル)
「宮廷女官チャングムの誓い」以来13年ぶりにドラマ復帰した韓国を代表する名女優イ・ヨンエと、「秋の童話」など韓流ブーム初期から第一線で活躍し続けるソン・スンホンが豪華共演を果たした、超大型純愛史劇「師任堂(サイムダン)、色の日記」。ブルーレイ&DVD BOX1~3が好評発売中となっている。

ヤン・セジョン の最新ニュースまとめ

 この度、出演俳優ヤン・セジョンのオフィシャルインタビューが届いた。


-今回演じられたイ・ギョム、そしてハン・サンヒョンはどんな役柄ですか。
イ・ギョムは仕方ない理由と、大きな障害によって叶わない切ない初恋をする人物です。とてもピュアで純粋な、自分の気持ちを素直に表現するタイプだと思います。
現代のハン・サンヒョンという人物は主人公のソ・ジユンという人物と本質的に同じハートを持っている、同じ考えと価値観を持っているため、一緒に苦難を乗り越えていきますが、基本怖いものなしの熱血漢な若者です。


-「師任堂(サイムダン)、色の日記」がドラマ初出演、そしてこの大作の中でも重要な役どころでしたが、感想は。
最初はとてもプレッシャーに思えました。オーディションを通じてキャスティングされましたが、一人二役というのも重荷だったし。その負担を感じただけあって、練習をたくさんしました。そのプレッシャーに押し潰されてはいけないと思い、プレッシャーを感じても素早くスイッチして、私ができることに集中したいと思いました。大きなドラマであり、出演される方々も凄いのでいろんな要素がプレッシャーとして作用したのは事実です。


-現場の雰囲気はいかがでしたか。
私の立場からすると、まったく余裕など感じる暇もなかったです。先輩俳優の方々は経験も豊富だし、どんな状況が与えられても余裕でこなせると思います。私は一日に出演シーンが一つしかなくても、そのシーンを撮影するための緊張ぶりが半端じゃなかったですね。(笑)

現場で凄いと思ったのは、監督が毎日私だけでなく、スタッフの方々や先輩俳優たちを、一人ずつハグしてくれるんです。撮影が終わってからも同じくハグしてくれます。50~60人を一人ずつハグしてくれるんです。それが監督からの今日も撮影頑張ろうというメッセージだと私は思いました。そのおかげで心がとても安らげて、皆が互いに信頼しながらやれたと思います。

-デビュー作がイ・ヨンエさん13年ぶりのドラマ復帰作ということで、プレッシャーはありましたか?また、イ・ヨンエさんとの共演はいかがでしたか。
とてもプレッシャーが大きかったです。その分絶対足手まといになりたくないと思いました。そのためにもっとも基本的なことは演技をうまくこなすことでした。一人で練習する時たくさんマインドコントロールしました。「先輩の方々に迷惑をかけず、足手まといにならないで後悔しないためにはとにかく時間を費やしてたくさん練習しよう」って。
睡眠は一日2~3時間だと決めていました。それぐらい徹底してやってからこそ堂々といられると思ったからです。

イ・ヨンエ先輩と二人のシーンを撮影する時はその空間にいるのは私と先輩だけなので、心の底から先輩にとても頼りました。演じながら先輩に100%以上心から頼りにしましたけど、そのことを表には出せなかったです。それを表に出すと先輩が負担に思うかもしれないし。そう思わないかもしれないけど。とにかく、撮影する間とても頼りにしました。
撮影以外でも、イ・ヨンエ先輩にはいろいろと気遣っていただきました。


-青年期のイ・ギョムとハン・サンヒョン、二人の人物を一つの作品の中で演じられています。演じ分ける際に難しかったことはありますか?現代劇と時代劇を演じる上での違いなど、お聞きしたいです。
“演じ分け”という単語は一切考えませんでした。

現代のサンヒョンを演じるために、私は国立中央博物館でまるで暮らしていたようでしたよ(笑)。
撮影がある日もない日も博物館に台本を持って行って1500年代から1700年代の東洋画や王様の肖像画、草虫図などをずっと見ていました。一回だけでは足りないと思って、私と一体化させるのが正しいと思い、その場所で台本を読んで。
時代劇の部分は台本に忠実にしました。現場に到着してすぐに韓服(韓国伝統衣装)に着替えて、ロケ場所の民俗村(ミンソクチョン)を一人で歩きながらイメージを頭に盛り込もうとしましたね。イメージを描くのが重要だと思いました。

時代劇と現代劇を交差しながら撮影しました。例えば月曜日には現代劇を撮影したら水曜日あたりには時代劇を撮影したり、ある時は丸ごと1週間現代のシーンを撮ったりもしました。行ったり来たりしましたが、混沌はしませんでした。もし、この二人の人物が繋がっているとしたらむしろ混沌したと思います。しかしそうじゃなかったので、私はその部分では大変ではありませんでしたね。

時代劇は思ったより創造の幅が広いと思いました。決まった枠組みの中で演じなければならないのかと思ったら、実際現場に行くと、より面白い気がしましたね。いろんな創造の余地があって楽しかったです。
韓服もとても良かったです。いろんな動作が出来ましたね。不思議な気分でした。それに私自身、韓服はあまり来たことがなかったので。子供の頃もあまり韓服を着た覚えがないんです。


-ご自身が演じられた中で、一番好きなシーンを教えてください。
この質問がとても難しいです。全てが大事なシーンなので…!
今思い出すシーンの中では、師任堂が婚礼を行ってから、彼女に会いに行って「こんなことありえない!ありえない!」と嗚咽するシーンがあるのですが、そのシーンは私の全ての神経を集中して演じた記憶があります。


-台本を読んでイ・ギョムに共感できた事はありますか?反対に共感できなかったこともあればお聞きしたいです。
役者が、自分が演じるキャラクターに対して共感するため努力しますよね。もし、共感が出来ない部分があったら、感情の記憶を思い出して演じる時もあるし、私は共感するために本当に努力しました。
共感が難しいときはそれに類似する経験が自分にあったのか感情の記憶を思い出して演じた気がします。


-これからご覧になる方には、どのような点に注目して見てほしいですか。
満遍なく全体的によく見ていただきたいですね(笑)。全てのシーンが大事なので。


-ここからはヤン・セジョンさんご自身のこともお聞かせください。
俳優を目指されたきっかけは何ですか。
俳優になろうとは実は思ったことはなかったです。
ただ、私もあの‘演技’ということをしたいと思いました。演技をしている方々の行為を私もしたいと思ったのが演劇舞台「スノードロップ」という作品を見てからです。当時私は高校2年生でした。18歳で初めて演技ということをしたいと感じました。
こんな俳優になりたいとか、有名人になりたいという思いは今もないんです。ただ、俳優たちがやっていることを私もしたいだけで…。それが好きでしたね。

俳優たちの演技を見て、私の中で何かの感情が強く動かされることが最初は恥ずかしかったんです。でも、周りを見渡すと、一緒に演劇に見に行った同期の子たちも笑ったり、泣いたりしているじゃないですか。
それで、「すごい魅力的だ!私もあの人たちがやっていることを必ずやってみせる」と思って俳優の道に入りましたね。


-サンヒョンは書堂で教えたり、クラブでDJをしたりと多才でした。セジョンさんご自身は趣味や特技はありますか。
あります!忙しくない限り、欠かせずやっていることがあります。夜中、12時半~1時の間、歩きやすい服装をして街に人が少ないとき、イヤホンをして、目的地なしに歩き出します。それが私の趣味といえますね。特別なスケジュールがない限り毎日やっています。小路にも入ったり、何の目的もなく、ただただひたすら音楽を聴きながら歩いていると3時間以上も歩きます。とても楽しいですよ。


-最後に、これから「サイムダン」を観る日本の視聴者にメッセージをお願いします。
私だけでなく、現場にいた先輩の方々、スタッフ、監督が本当に熱情を注いでつくりあげた作品なので、たくさん見てくださいね。


<商品情報>
Blu-ray/DVD BOX1~3 発売中
Blu-ray 各21,000円+税  DVD各18,000円+税
レンタルDVDも好評リリース中
セル発売元:フジテレビ/フィールズ/エスピーオー
販売元:エスピーオー


<TV放送>
BSフジにて、8月11日(金)  より放送スタート 毎週月~金曜 14:59~ 16:00
BSフジ公式サイト:http://www.bsfuji.tv/top/index/top.htm

LaLaTVにて8月21日(月)より放送スタート 毎週(月~金)13:30~(再放送:同日21:30~)
LaLaTV公式サイト:http://www.lala.tv/




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