JUNHO(From 2PM)
JUNHO(From 2PM)
音楽、ドラマ、ビューティー、フードなど、韓国の文化を体験できるコンベンション「KCON(ケイコン)」。2012年アメリカ・カリフォルニアで初開催、その後日本をはじめ、フランス、メキシコなどで毎年規模を拡大し開催している。日本で3回目の開催となる今年は、千葉県・幕張メッセ国際展示場を舞台に、5月19日 ~21日の3日間行われている。数ある催しの中でもメインイベントとなるのは、超豪華アーティストたちが集結する「KCON 2017 Japan×M COUNTDOWN」のライブだ。

ジュノ(2PM) の最新ニュースまとめ

 5月19日(金)、初日のトップバッターを飾ったのは「Apeace」。白シャツ+ジャケットのフォーマルなコーディネートで着飾ったメンバーたちは、トップの期待を背負い元気いっぱい、迫力いっぱいに「VEIL」、「I Love You」の2曲を披露し、会場をウォームアップさせる。間髪入れずに飛び出してきたのは、去年韓国でデビュー、今月には日本初来日公演を行った「VICTION」。赤を差し色にしたカジュアルなブラックコーディネートで「EYEZ EYEZ」をパフォーマンス。メンバーたちが「とてもワクワクワクワク…しています!」と言うように「Blank」ではエネルギッシュな力が伝わってくるような楽しいステージだった。

 バンドグループとして参加したのは「DAY6」。紙吹雪が舞う中で「DANCE DANCE」、「I’m Serious」の2曲をお披露目。スペシャルステージでは「RADWIMPS」の「前前前世」をカバー。流暢な日本語をアピールし、会場を驚かせた。初日の唯一の女性グループとして登場したのは「PRISTIN」。ブラックのへそだしルックで会場の視線を独占すると、「WEE WOO」、「Black Widow」を披露。チアガールのような弾ける笑顔と、それとは対照的なセクシーでパワフルなダンスが不思議な吸引力を持つ。会場の女性ファンからの熱狂的なラブコールがとても印象的だった。来月に日本デューシングルを発売予定の「SF9」は全員が男子学生のような制服スタイルで登場し、会場を爽やかにした。「Easy Love」、「Fanfare」を息のピッタリ合ったパフォーマンスをし、存在感を与えた。

 白のカジュアルTシャツに黒ジャケット姿で統一したのは「ASTRO」。グループの中でビジュアル担当と言われているウヌがスクリーンに映し出されると、爆発的な声援が上がり、会場は興奮状態に。「捕まえるべきだった」を歌いメンバーの短いあいさつの後、サプライズとして、福袋コーナーが始まる。ファンが選んだ袋に入っているお題にメンバーが答えるというもので、「皆さん何番がいいですか?」と聞くも、会場からはバラバラの数字が上がり収拾がつかない状況に(笑)なんとか数字を決めると、お題はダンス!おなじみの「PPAP」「、恋ダンス」などが流れ、メンバー全員がノリノリで披露し、ファンも一緒に楽しんだ。
「Confession」、「Breathless+北極星」を終わると、メンバーから、日本のオフィシャルサイトがオープンしたこと、そして夏に東京と大阪で初ライブが決定したことを伝えられると、客席は歓声と大きな拍手に包まれた。

 「ASTRO」の勢いのバトンを受け取ったのは「BTOB」。大歓声の中、大人っぽいシックなスーツに身を包んだメンバーが登場すると、「MOVIE」からスタート。しなやかなダンスと伸びやかな歌声で会場をノックアウトさせると、今度は切ないメロディーが印象的な「I’ll be your man」を歌い、会場の雰囲気を一変させた。曲が終るとメンバー各自の短いあいさつ。元気いっぱい、愛嬌いっぱいにあいさつする姿は先程のバラード時の印象とはまた違う。

 メンバーのミンヒョクは「僕は『BTOB』のアッツイ男、ミンヒョクです。僕がアッツイ~と言ったら、皆さんは男~と叫んでくださいね」とコール&レスポンスを促しファンが答えると「皆いい子たちだね~」とキラースマイル。それに対抗?するかのように隣にいたソンジェは「僕は『BTOB』のサムイ男、ソンジェです。皆さん、僕がサムイ~と言ったら…すいませ~ん。ありがとうございました」と強制終了し笑いをとった。あいさつが終わると再び福袋タイムとなり、「BTOB」が引いたお題はモノマネ。メンバーを代表して、ソンジェが福山雅治の歌モノマネをし始めると、その完成度の高さに思わず会場からどよめきが。

 ファンの反応に気分を良くしたソンジェは花道を1人歩きながら歌い続け、メンバーから「もう大丈夫です」、「やめてください」と言われるオチがついてしまったが、会場は大盛り上がりとなった。最後の曲は「また会えるから」。メンバー1人ずつが丁寧に歌い、曲を形作っていくようにも見え、最後の最後までしっかり聴かせた「BTOB」だった。

 大トリを飾ったのは、JUNHO(From 2PM)。「2PM」メンバーたちからJUNHOへの愛のある応援メッセージがスクリーンに流れ、JUNHOのステージの始まりを予感させるとファンは一斉に立ち上がり、会場全体が黄色のペンライト(=JUNHOの公式ペンライト)で染まる。「準備はいいですか?」とのコールに声援を送ると、リメイク加工されたデニムジャケットに赤のポップなTシャツ、黒のパンツ姿でJUNHOが登場。ゆったりとリラックスした姿は余裕の表情さえ伺わせる。出演アーティストの中で唯一のソロステージにも関わらず、存在感は抜群。セクシーさを滲ませながら「FIRE」を力強く歌い、ファンの目線を引きつけると、「皆さんこんばんは、『2PM』のジュノです。長い時間の公演なので疲れていないですか?大丈夫ですか?」とあいさつをしつつ観客に言葉をかける。「他のアーティストのファンも多いので、僕のことを知らない方もいると思いますので、改めてあいさつしますね。僕は、『2PM』のジュノです。僕は、先程スペシャルMCで登場したナムグン・ミンさんと一緒に『キム課長』というドラマに出演していました。興味がありましたら、ぜひ見てくださいね」とにっこり笑顔でアピール。

 2曲目の「SO GOOD」で会場のテンションを一気に盛り上げることに成功すると、勢いにのりそのまま3曲目の「WOW」へ。T字のステージを縦横無尽に動き回り、ファンを楽しませるパフォーマンスは観るものを飽きさせない。曲が終ると、「暑くて大変なんですが、皆さんが応援してくれるから力が出ます!」とはにかみ、笑顔でファンのハートをぐっとつかむ。「残念ながら次の曲で最後なんですけど…もっと見たいですか?もっと?聴きたいですか?では僕のソロコンサートにぜひ遊びにきてください(笑)」と満面のスマイルで場を和ませた。ラストは「SAY YES」へ。会場中を見渡しながらファンと共に歌い、大トリにふさわしい貫禄のあるステージを完成させた。

 フィナーレは出演者全員がステージに並び、ファンにあいさつ。自撮り棒を片手に会場を撮影するグループや、ファンに手を振ったり、投げキッスをしたりするグループなど最後までファンとの交流を楽しみながら、初日の公演は大盛況で幕を閉じた。




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