グループ「CODE-V」
グループ「CODE-V」
2017年1月にソルが除隊し、ついに念願のフルメンバー6人での活動をスタートさせた「CODE-V」。伸びやかな歌声、そして6人が奏でるハーモニーを多くのファンが待ち望んできた。そんな「CODE-V」が、3月20日(月・祝)に「CODE-V SPRING LIVE2017 ~宇宙No.1イケメンが帰ってきた!BEST SIX STARS~」を東京・豊洲PITで開催した。

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 ステージが暗転すると、2013年に行われた武道館公演の様子からウシクとテフンの2人体制になった頃の活動VTRが流れ、スクリーン上には「そして6人のCODE-Vへ」の文字が。ステージ中央から6人が姿をあらわすと、ファンからは大きな歓声があがった。

 オープニングは、メンバーにとってもファンにとっても思い出深いナンバー「約束」からスタート。ソルは「今日はせっかく6人揃っての初ワンマンライブなので、1曲目から『約束』を歌いました。この『約束』という曲は“どんなことがあってもみんなのそばで歌います”という僕たちからの約束だったので1曲目で歌いました」と、ファンのもとに帰って来られた喜びを伝えた。

 続いて、ナロが「今日はもう一つ、皆さんと約束したいことがあります。それは2017年最高の思い出を作ってあげるという約束です。準備はいいですかー東京!盛り上がってくれますかー」と呼びかけると、会場の熱気はさらにヒートアップ。「I Believe」、「Shooting Star」、「One way love」と、ファンとの掛け合いが盛り上がるナンバーを立て続けに披露した。

 ここで今回のツアータイトル「~宇宙No.1イケメンが帰ってきた!BEST SIX STARS~」にかけて、メンバーそれぞれの「これだけはメンバーに勝てる宇宙No.1」を発表することに。まず、最初に手を挙げた末っ子のテフンが「僕は宇宙No.1で眉毛が多いです(笑)」と言うと、すかさず「えっ!それ眉毛だったの!? 僕は海苔だと思っていたよ。何でいつも海苔つけているのかなと思ってた」とソルがツッコミを入れ、会場は大盛り上がり。

 続くウシクは「僕はサンウさんの宇宙No.1を言おうと思います」と言いかけたところで、またもやソルが「サンウ!? それは勘違いだよ。サンウは世界で1番普通の人だよ!どこにでもいそうな感じじゃない(笑)」と言って、会場を沸かした。「いやいや、でもサンウさんはいつも腕立てとかしていて胸筋が宇宙で1番セクシーです!」と、優しくフォローするウシク。

 最後にナロが「僕は『CODE-V』のハーモニーが宇宙No.1じゃないかなと思いますね」と言うと、ファンから大きな拍手が送られた。「『CODE-V』は10代も20代も30代もいて、年齢によって表現の仕方があって、ハーモニーの世界が広いグループだと思います。今日はここで何曲か披露したいと思います」と話し、「Song for you」を含む3曲をアカペラで披露した。

 他にも「夕顔」や「何度サヨナラを繰り返したら僕らは強くなれるの?」、「君といた夏」など、「CODE-V」のハーモニーが際立つ壮大なバラード曲を歌い上げ、ファンを魅了。さらに3年ぶりのパフォーマンスとなるソル、ウシク、テフンの3人による「Never Say Never」や、サンウとルイが今回のツアーのために作ったオリジナル曲「出会った日から」などスペシャルステージも用意した。

 4月26日(水)にはナロのソロミニアルバム発売が決定し、収録曲「Without you-長い旅路-」をファンの前で初披露。「CODE-V」で歌う楽曲とは一味違うクールな演出に、メンバーたちは「ナロはアーティストだね。最高にかっこよかったよ!」と絶賛した。

 同ライブでは「衝動」や「Spring Love」など、ウシクとテフンが2人で活動していたときにリリースした楽曲を6人で歌う初めての場でもあった。「先輩たちが全員除隊して帰ってきて6人の声で歌えたことがすごくうれしいです」と、感激するウシク。ソルは「僕が入隊して初めて出した曲が『Spring Love』でした。軍隊の中で『Spring Love』を歌っている2人の姿を見て、本当に胸がいっぱいでした。僕にとってはいつも2人が子供みたいな感じで、僕がいなくて大丈夫かなと思っていたけど、2人は僕よりも歌が上手くなっていて本当に成長したなって思いました。6人の声で歌えて僕もうれしいです」と、弟たちの頑張りを陰ながら応援していたことを明かした。

 最後は3月22日にリリースする「CODE-V」初のベストアルバム「CODE-V BEST」の中から「ROKUTOUSEI」を披露。人の目では1番見えにくい星だが、常に自分の場所で光り続けている“六等星”を「CODE-V」に例えた、6人体制になって初めての新曲だ。今の「CODE-V」だからこそ歌える、大人なバラードに仕上がっている。会場全体が感動に包まれる中、ワンマンライブは終了した。

 アンコールでは、久しぶりに6人揃ってのステージに喜びと感謝を隠せないルイ、テフン、ナロが次々と涙する姿にファンがもらい泣きする場面も。リーダーのサンウは「今日は本当に皆さんのおかげで楽しい時間を過ごすことができてうれしかったです。僕ら『CODE-V』は今までやってきたとおり、何があっても一生懸命乗り越えて行くメンバーになりたいと思うので、これからも初心を忘れず、皆さんのそばでずっと歌っていきたいと思うので、引き続き応援よろしくお願いします」とその思いを伝え、6人体制で初となるワンマンライブを締めくくった。

 6人の強い結束力が感じられた今回のワンマンライブ。完全体に戻った「CODE-V」はさらにパワーアップして、これからもファンに極上のハーモニーを届けてくれるだろう。


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