「T-ARA」(提供:news1)
「T-ARA」(提供:news1)
韓国ガールズグループ「T-ARA」はデビューして7年を迎え、いつの間にか歌謡界の中堅になっていた。喜びの瞬間があるほどに涙と痛みの時間が伴った。「T-ARA」の時間は正直だった。

T-ARA の最新ニュースまとめ

 しばらく海外での活動を主にしていた「T-ARA」が、12thミニアルバム「REMEMBER」を発表して韓国国内での活動を始めた。タイトル曲「TIAMO」は、これまでの「T-ARA」らしいレトロサウンドが排除された叙情的なメロディーの曲だ。

 ジヨンは「今回のアルバムは跳躍を望んで準備したわけではありません。ファンに私たちの気持ちを伝えたかったんです。歌詞を見たらファンへの感謝の気持ちがわかります」と説明。「曲を聴くとすぐに私たちがファンに言いたい言葉だと思いました。今回のアルバムで再起するという気持ちはありませんでした。うまくやらなきゃというプレッシャーというよりは、ファンと一緒に思い出を作りたかったんです。」

 タイトル曲「TIAMO」は、これまでガールズグループが見せてきた歌と歩調を合わせている。清純ながらも叙情的な魅力が全体的な雰囲気を支配しているのだ。しかし「T-ARA」だから新鮮なのだ。

 ウンジョンは「今回のスタイルを番組では見せたことはないので、初めはプレッシャーでした。一度も試したことがないことをするのは“挑戦”ですよね。誰が見ても『T-ARA』らしいものになるか悩みもしました。しかし悩んだ末、挑戦してみることにしたんです」と明かした。

 「T-ARA」の新曲発表が決まった時、ファンの間では今回のアルバムが最後になるのではないかという推測が飛び交った。デビューして7年経ったガールズグループは、再契約の代わりに解散を選び、歌謡界の歴史の中に消えてしまっていたからだ。

 「私たちはまだ再契約の時期ではないんです。またそれぞれの契約期間も違うし。ファンも今回のアルバムが最後ではないかと心配していました。実際にみんなは、私たちがガールズグループの中で一番先に解散すると思っていたようです(笑)」とメンバーはファンの心配を笑い飛ばした。

 ヒョミンは「一緒にしながら多くのことを頑張ってきました。何日か前は(水泳の)パク・テファンさんが検索語の1位でした。私たちがちょうど4年前のオリンピックの時に騒動があったじゃないですか。もう4年も前の話なんだとメンバー同士で話していました。愛されていた時期よりも苦しんだ時間の方が長かったです。自分たちで『立派だ。みんなお疲れさま』と慰め合いました。私たちは“愛憎の『T-ARA』”と呼んでいます。すごく嫌だし、憎たらしいし、辛くてたまらなかったですけど、それでも一番大切で大事な今の全てですから」と正直な気持ちを語った。

 音楽番組でももう“古株”の仲間に入る「T-ARA」は、「Sechs Kies」や「SHIHWA」など大先輩たちのおかげで“古株”から逃れられると喜んだ。

 ソヨンは「学生の時に大好きだった先輩たちと同じステージに立てるので、本当に妙な気分でした。また最近のガールズグループもみんなかわいいです。『TWICE』も『BLACKPINIK』も早く会ってみたいですね。最近はガールズグループ全員が、ビジュアルから歌まで完ぺきです。うらやましいし、かわいらしいです。私たちが先輩になってみて、最近のガールズグループはまあまあだと言われるよりみんないいと言われるのがうれしいです」と後輩たちを賞賛した。


T-ARA_TIAMO_MUSIC VIDEO
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