ハン・ジェソク
ハン・ジェソク
韓国俳優ハン・ジェソクが、KBS2ドラマ「ウララ夫婦」で見せた姿は、一言で”かっこいい男”だった。

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 彼が演じたチャン・ヒョンウは、仕事となると冷徹だが、愛する女性のためにはとことん温かくソフトな男。愛する恋人の幸せを願い、自身の犠牲も辞さなかった。

 去る3日夜、ソウル市内で記者と会ったハン・ジェソクは「予想もしない反応に自信をもつことができました」と笑顔を見せた。

 彼は「監督とシン・ヒョンジュン先輩が、気楽に演じられるように場を作ってくれて、難しいことを考えずに演じることができました」と同僚やスタッフに対する感謝を述べた。

 「ウララ夫婦」でロマンチストを演じたわけだが、「解放された役を演じてみたいという欲もあります」とし、コメディ演技に対する欲を見せたハン・ジェソク。しかし、その一方で「コミカルな演技には、内面が必要だと思います」と慎重な姿勢を見せた。

 「ヒョンジュン先輩の演技を見て、本当にすばらしいと感じました。あのようなコミカルな演技をすることは、簡単なことではないですよね。”線”を守るというのは、本当に難しいこと。私が同じように演じたら”オーバー”に見えるような、そんな恐さがあります」

 1994年、MBCドラマ「最後の恋人」でデビューしたハン・ジェソクは「モデル」「純粋」「ひまわり」「イヴのすべて」「ガラスの靴」などに出演し、”青春スター”としての地位を固めた。この間、ハン・ジェソクは洗練された都会的なイメージで視聴者から愛されてきたのだ。

 しかし、本人としては2002年SBS時代劇「大望」で悪役を演じたときに本当の喜びを感じたのだという。

 「悪役を演じてみて、演技がむしろ自由になりました。それは、きっと制約がなかったからだと思います。善良でかっこいい役というのは、制約が多いんです。行動一つ一つに慎重になりますから」

 2000年代の中盤以降、ハン・ジェソクはこれといった代表作がなかった。最近では、海外活動に力を入れていたため韓国の視聴者の前に姿を現す機会も減っていた。

 しかし「ウララ夫婦」をきっかけに、彼は再び演技活動に拍車をかける考えだ。

 「『ウララ夫婦』に出演し、楽しいと感じることができました。これから作品活動を通して、大衆の皆さんとさらに近づき、新たな姿をお見せしたいという欲も生まれました」

 プライベートでは、女優パク・ソルミと3年間交際を続けている。

 「具体的な計画はありませんが、いつかは結婚したいです」とし、「周りの友人たちは、結婚してさらに成熟したように見えます。感情の幅が広くなり、演技にもプラスに働いているようです」と結婚に対する前向きな姿勢を見せた。

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