新バラエティ「ソウルにはわが家がない」に出演したキム・ドンワンとソン・シギョン。(画像:画面キャプチャ)
新バラエティ「ソウルにはわが家がない」に出演したキム・ドンワンとソン・シギョン。(画像:画面キャプチャ)
バラード歌手ソン・シギョンが出演する新バラエティ「ソウルにはわが家がない」(JTBC)が10月14日(水)にスタートした。

ソン・シギョン の最新ニュースまとめ

コロナ禍にもめげず、バラエティ出演が絶えないソン・シギョン。今年に入ってからのレギュラー出演は「ON&OFF」(tvN)、「ボイスコリア2020」(Mnet)、秋夕(チュソク/旧盆)特番「赤頬のラーメン研究所」(MBC)に続き、4本目だ。

「ソウルにはわが家がない」は忘れていた“家”の本質を思い起こし、それぞれの心に秘めたドリームハウスを探しに出る番組。ソン・シギョン、イ・スグン、ソン・ウニ、チョン・サンフン、パク・ハソンのレギュラー出演者が3組に分かれて、ソウルを離れ、全国でロマンを実現しながら暮らしている人たちの“ドリームハウス”を見て回り、人生観についての話を交わすというもの。さまざまな人生模様を垣間見られるのが面白く、改めて人生の価値について考えるきっかけにもなりそうだ。

ソン・シギョンは京畿道の加平(カピョン)に向かった。今回のパートナーはスペシャルゲストということで、大自然に囲まれ、雰囲気を出しながら一人で佇むソン・シギョン。「僕ももう年が年なので、番組を番組としてだけやるのが何なので、自然と仲良くなれる相手にしてほしいと(番組スタッフに)お願いしたんですよ。今すごく胸が高鳴っているんですが、聞いたところによると、よく笑い、体の管理もしっかりしていて」と期待を高めたところで、後ろから驚かそうと「SHINHWA」キム・ドンワンが登場。「何で来たんだよ!」と言いながらも、ソン・シギョンはどこか嬉しそうだ。ベタな演出だが、思わずクスッとさせられる。

2人は1979生まれの同い年の友達。この構図、どこかで見覚えがあるなと思ったら、「ON&OFF」で見たのだ。ソン・シギョンがキム・ドンワンの加平の自宅に遊びに行ったことがあるので、その延長戦のような雰囲気だ。2人の掛け合いの面白さは相変わらずで、ソン・シギョンも瞬時に友達モードに切り替わったので、普通の人では聞けないようなことをキム・ドンワンにグイグイ聞きまくる。

加平に家を建てたキム・ドンワンに「あの家がお前のドリームハウス?」と聞いたことから、結婚の話にまで発展したのだ。ソウルにいた頃、たくさん引っ越しをしながら、「ソウルには僕の家はない」と思ってソウルを離れ、加平に家を建てたから、いまの自宅が自分にとってのドリームハウスであり、引っ越す気は全くないし、死ぬまでそこで暮らすつもりだというキム・ドンワン。そして、もう一つの夢は結婚したら、妻も自分の家を持って、自分は自分で暮らしながら、たまに会うのがいいと打ち明けると、ソン・シギョンは呆れたように「お前も結婚できないね」と言い放った。

何気なく「お前も」と言い、ここに深い意味はあるのかどうかはともかく、ソン・シギョンはキム・ドンワンとは違い、家より人の方が大事だという。「この人と一緒だったら、どこにいても構わない」という考えだと明かし、相手が望むなら田舎生活でもいいと言うと、「僕に告白してるの?僕は心の準備ができていないのに」と笑いながら答えるキム・ドンワン。まさかのオチだったが、2人の結婚観が覗けた。

そんなソン・シギョンとキム・ドンワンが訪れたのは、1200坪の庭や目の前に広がる森が印象的なミュージシャンハウス。敷地には釜が備え付けられた野外キッチン、渓谷、家庭菜園などもあったが、何よりも庭の一角で公演ができる場所があったのが目を引いた。そこで、キム・ドンワンが舞台のワンシーンを演じて見せたり、夕飯時にはソン・シギョンが歌声を披露したりする場面も。

このミュージシャンハウスで暮らす夫妻は、新型コロナウイルスの影響により、若いミュージシャンたちが地方に移ってきているとし、本当に大事なものは何か、自分の空間や自然の重要性を考え、都市生活を諦める人が増えていると話していた。

ソン・シギョンはこの番組へ出演するにあたり、「ドリームハウスに暮らす人たちの話を上手く引き出す役割をしたい。しっかり話を聞き、さまざまな人生模様を見ていきたい」と語っていたが、今回見事にホスト役を果たしていた。この新番組では、「ON&OFF」とはまた違う、ソン・シギョンの一面が見られそうだ。

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