仲睦まじく自撮りをするソン・スンホンとメンバーたち。(画像:画面キャプチャ)
仲睦まじく自撮りをするソン・スンホンとメンバーたち。(画像:画面キャプチャ)
国内旅行さえままならず、ましてや海外へなど行けない現在、またも視聴者を代理満足させ、笑いと癒しを届ける新バラエティ「感性キャンピング」(JTBC)が10月13日(火)にスタートした。

ソン・スンホン の最新ニュースまとめ

同番組は、旅行をしたい女性スター5人が、毎回ゲストと共に、韓国国内の異国的な場所に向かい、1泊2日、楽しくキャンプをするリアルバラエティ。出演は女性芸人のパク・ナレとアン・ヨンミ、女優パク・ソダム、「MAMAMOO」ソラ、「Apink」ソン・ナウンといった、各分野から集まった多彩な5人だ。

今年8月に好評のうちに終了した、俳優のソン・ドンイル、キム・ヒウォン、ヨ・ジングがゆかりのあるゲストと共に、トレーラーハウスで旅をする「車輪のついた家」(tvN)の女性版かと一見思うが、「感性キャンピング」は“コンセプチュアルなキャンプ”というのがポイント。韓国の隠れた「スイス」、「カナダ」、「オランダ」など海外の観光地に似ている名所に行き、異国的な風景を楽しみながら、その国の料理や衣装などで、まるで海外に来たかのような感覚が味わえるというのがウリだ。

初回の旅行先は「韓国のスイス」と呼ばれる南海だった。スイスというコンセプトに合わせ、スイスっぽい服装で登場したメンバーたちは、せっかくだから呼び名も変えようと、それぞれスイス人風の名前まで付けるなど、すっかりスイス旅行の気分だ。

「車輪のついた家」が放送されていたとき、キャンプ旅行のバラエティだと体力的なことなど、さまざまな理由で、レギュラーとなると、女性芸能人はキャスティングしづらい、という論調があったので、ゲストは男性となるにしても、女性だけのキャンプバラエティとは攻めているなと思ったが、この5人の組み合わせが絶妙だった。

キャンプへのこだわりが強いパク・ナレを中心に、初対面のメンバーもいたが、すぐに打ち解けた様子。特に、パク・ソダムはあまりバラエティで見ることがないだけに、素顔が気になるところだったが、なんと今回キャンピングカーを運転し、重い荷物でも難なく運ぶ力持ち。状況判断が早く、何でも率先して要領よくテキパキこなし、料理では火を担当するなど、カッコよくて逞しい一面を見せた。

パク・ソダムとは親友で、ポラロイドでメンバーたちの写真を撮る末っ子ソン・ナウン、テンションが高く、リアクションが抜群のソラ、意外と感傷的なアン・ヨンミとそれぞれ個性的だが、絶妙なバランスでまとまっている。

そんな女の園に、初回は俳優ソン・スンホンがゲストで登場。イケメンぶりは相変わらずで、登場こそ、メンバーたちをときめかせたが、オヤジギャグを連発するソン・スンホンに、メンバーたちは次第に疲れ始め、どんどん扱いが雑に(笑)。でも、そのような親しみやすさが逆に良かったのか、早い段階でメンバーたちに溶け込み、その一方で、荷物運びからテント設営、料理までこなす頼れる男ぶりも発揮したソン・スンホン。すっかり馴染み、メンバーたちから「家族みたい」と言われ、6人目のメンバーにならないかと誘われるほどだった。

夕飯は南海の特産品である韓牛、ワラビを使った料理やスイスのチーズフォンデュ、ロスティなどでお腹を満たし、さらにソン・スンホン、パク・ソダムが歌まで披露し、ムードを盛り上げた。そして、新型コロナウイルスによって、世の中がすごく変化しているというソン・スンホンの言葉に、アン・ヨンミが強制的に自分を振り返る時間になったとし、メンバーたちも“休む”ということについての率直なトークを交わし、涙腺を刺激する場面も。

盛りだくさんの内容が詰まった初回放送だったが、やはりソン・スンホンの活躍が目立ち、視聴者も「ソン・スンホンを見直した」、「そのままレギュラーでもいけそう」などと好評だった。次回はこの後半の模様が放送される。なお、2番目のコンセプトは「ベトナム」とのこと。そして、ゲストは俳優イ・サンユンとチョ・ダルファンだ。今夏は「車輪のついた家」だったが、今秋は「感性キャンピング」で旅行気分が味わえそうだ。

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