「TEAM H」
「TEAM H」
8月3日、4日にサマー・フェスティバル「ZIKZIN fes.」(「チッチン」=韓国語で「直進」)を大阪インテックスで幕開けし、いよいよ東京・幕張メッセにて、8月24日と25日の二日間にわたってTEAM H スペシャルショー「ELECTRICAL SUMMER」が開催された。大阪会場同様に「ZIKZIN fes.」会場ではエキスポスペースが設けられ、映像・写真展示、グッズ販売、フードエリア、そして、チャン・グンソクにちなんだ参加型パビリオンなど、一日中楽しめる“ZIKZINワールド”が展開され、日本のみならず多くのファンがチャン・グンソクワールドに集結した。

チャン・グンソク の最新ニュースまとめ

 イントロと共に会場のファンから一斉に大歓声が溢れる中、スポットライトを浴び青いボクシンググローブをはめたガウン姿のBIG BROTHERが中央ステージに向かうと、ガウンを脱いで黒のタンクトップ姿でスタンバイ。続いてヒョウ柄のガウン姿に赤いボクシンググローブをはめ、髪をひとつに束ねたチャン・グンソクが登場すると、会場はさらに大歓声の渦に。同じく客席を通り中央ステージに向かい、ガウンを脱ぎ捨てチャン・グンソクとBIG BROTHERのTEAM Hが揃い、スペシャルショーの開幕。カラフルなライティングと音楽に合わせた映像、エレクトリックなサウンドと迫力ある大音量で会場はまるでクラブへと様変わりし、「TEAM H」の世界へと。

 「とうきょう~、とうきょう~」「みんな、のってるか~?」と叫ぶチャン・グンソク。「今から踊ってみようか、準備はどうでしょう~?」と声をかけると、「What is your name?」に合わせ、ファンは思い思いに手を振り、流れる音楽に身体を踊らせて、STEPやJUMPで盛り上がっていく。ステージが回転する中、小刻みにダンスをしたり、花道へ移動したり、ステージに寝そべってみたり、チャン・グンソクのパフォーマンスが繰り広げられる。

 「パーパッパ!パッパ!」「SAY!YEAH!」の掛け声の後にファンも熱く続く。「PUT YOUR HANDS UP!」の掛け声では、ファンは両手を上げて飛び跳ね、なんども繰り返す。ステージ上を駆け巡り、チャーミングにポーズをとって、カメラに向かってキスをしてファンを楽しませることも忘れないチャン・グンソク。「とうきょうはとても暑い!」と日本語で掛け声をするBIG BROTHERはサウンドを操る魔術師のようにファンを魅了していく。汗を何度も拭い、口に押し当てたチャン・グンソクのタオルが客席に放り投げられると、またもや大歓声が溢れる。はめたグローブからレーザー光線がでるパフォーマンスも見せつけ、エレクトリックな世界にさらにヒートアップ。

 曲は途切れることなく続き、「ZIKZIN」のロゴが付いたフロートに乗ったチャン・グンソクが会場を回り始めると熱気はさらに急上昇。大熱狂のファンを冷やすかのごとくに、ウォーターガンを打ったり、投げキッスをしながらペットボトルの水を振りまいたり、ドライアイスバズーカの風も送り、夏のフェスならではのパフォーマンスでファンをさらに楽しませた。

 「みんな一緒に歌って!」と「Where Are You」をリピートして歌うチャン・グンソクと会場のファン。「Beautiful Change」ではライト付きの黒のジャケットをはおり、ダンサーと共にロック・サウンドを楽しみながら披露した。

 このあとステージが一瞬暗闇になると、「お疲れさまでした、バイバイ~!」とジョークで叫ぶチャン・グンソクに、「えー!? 」とブーイングの声が響くと、「とうきょう、とうきょう、楽しいですか~?ほんと~?」とBIG BROTHERが答え、「今夜はずっとパーティしようか?OK?」とチャン・グンソクの掛け声で、「Party tonight」のサウンドが流れ、ステージノのセリが上がっていく。「ラララ!」の掛け声にファンも後に続く。ステージが下がると、今度は客席通路へと降りていき、ファンの目の前でさらに激しくパフォーマンスを見せ、「踊ってほしい?ほしい?」とファンを促しながら、またもや盛り上げていくチャン・グンソクのとどまることがない圧巻のステージが続いた。

 ライブが始まって90分が過ぎて、「SHAKE IT」が終わり、初めてのトークタイムが開始。「とても暑いです!暑いです!」とBIG BROTHERが何度も言うと、「新しい日本語も勉強して!」と言うチャン・グンソク。またもや「とても暑いです!」と言い、まるで掛け合い漫才のようにトークする二人にファンは大喜び。そしてチャン・グンソクから「初めての挨拶です。18曲をここまでやり、すごいですね、こんにちは、TEAM Hのチャン・グンソクです」「BIG BROTHERです」と、それぞれ自己紹介。

 「26日には今日のライブが『ニコニコ動画』で放送されます。見てください」とアピールし、BIG BROTHER へサマソニと逗子フェスが終わった感想は?と質問すると、「大阪、東京暑いです、楽しいです」と日本語で答え、さらに「とてもかっこいい、とても楽しい」と言うBIG BROTHERに会場は大爆笑。続けて同じ質問すると「サマソニがとても大きいから緊張がいっぱい」と日本語で答えると拍手が沸いた。

 逗子フェスが終わったあとも2時くらいまでお酒を飲んで盛り上がり、翌日はサマソニもあり、最近は体力が限界になってきていると話すチャン・グンソクが、翌日のサマソニは夜中の11時開演だったのでどうだったかとBIG BROTHERに問いかけると、またもや「暑いです、楽しいです」との答えが返ってきて会場は大爆笑。結局、答えが返ってこなくて噛み合わなかった場面も。ツッコミとボケの笑いを日本語でのギャグはエンターティナーそのもの。

 そして、羽田空港での2つのエピソードの話を切り出し、ロビーで待っているファンのために明るい笑顔で声をかけようとしていたら、同じ飛行機に乗っていたアイドルグループのファンだったということで、固まってしまったと明かし、会場から笑いを誘った。

 そしてもう一つは待っているファンへニコニコと手を振って投げキスでもしようかと思っていたら、「I LOVE B・B」と書いているプラカードが見えて、BIG BROTHERファンだったと話し、「今日もBIG BROTHERのファンはいますか?」と、問いかけると、「はい、ファンの皆さん出口はあちらです」と言う一幕もあり、会場はチャン・グンソクの爆笑トークで盛り上がった。

 そして、今日は「うなお(男性ファン)」が多いのにびっくりだと話し、「うなお(男性ファン)たちだけ声出して」と会場に向けて呼びかけ、男性の声援が上がった。最近ファンクラブにも600人もの「うなお(男性ファン)」たちが入会していると明かした。ファンのことを「うなぎ」と呼ぶことはすでに有名だが、男性ファンを「うなお」と呼ぶチャン・グンソクのトークセンスが光った。「うなお(男性ファン)」たちも楽しんでと、次の曲「Feel the beat」へ続き、会場には金テープが舞う中、スペシャルショーは最高の締めくくりへと向かった。

 ラストは「Gotta Getcha」で盛り上がり、「ZIKIZIN」のフラッグも舞い、「みんな、お疲れ~、ありがとう、東京、最高!ありがとう!永遠にZIKZIN、直進しよう!」と叫んだ。別れを惜しみながら、「ありがとう!」とファンに感謝の思いを告げるチャン・グンソク、そして「TEAM H」の2013年の夏は幕を閉じる。




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