(c)Copyright 2008 So-net Entertainment Corporation
(c)Copyright 2008 So-net Entertainment Corporation
総製作費15億円、海外3カ国でロケを行ったという韓国超大作ドラマ『ロビイスト』が9月からアジアドラマチックTV<So-net>で日本発放送されることが決まった。それぞれに重い過去を引きずりながら、華麗で過酷な世界で懸命に生きるロビイスト達の愛を描いたこのドラマで主役の1人を演じたハン・ジェソクが6月22日スペース汐留で来日記者会見を行った。

ハン・ジェソク の最新ニュースまとめ

冒頭流された『ロビイスト』の迫力あるトレーラー映像に場内の人達は息を呑んだ。この映像を見ただけでも、このドラマがハリウッド映画並みの超大作であることが分かる。続いて流れた韓国No1脚本家チェ・ワンギュのインタビューでは「ロビイストという職業の本来の意義を伝えたい」という熱いメッセージが伝えられた。

そして、司会者の呼びかけのあと本日の主役であるハン・ジェソクが登場すると会場の盛り上がりは最高潮に達した(ハン・ジェソクは白いジャケットに黒のパンツというシックな装い)。

ハン・ジェソク:今回が公式では初めての来日になります。こんなにたくさんの方々が着て下さってうれしいです。

MC:昨日の大阪でのファン・ミーティングに参加された方もいらっしゃるんですよ。手を挙げてみて下さい。(10人ぐらい手を挙げる)ファンの方々との交流はどうでしたか?

ハン・ジェソク:とても楽しく有意義だった。

MC:日本と日本のファンの印象はどうですか?

ハン・ジェソク:ファンの方々のたくさんの愛情を感じました。公式では初めてですが自分にとっては久々の日本になります。プライベートでは何度も日本に来ているのでとても近い(距離的にも気持ち的にも)場所という印象です。

MC:日本での楽しみはなんですか。

ハン・ジェソク:先輩・後輩など知人が日本にたくさんいるので彼らに会うのが楽しみです。一緒に遊んだり、時には温泉に行ったりします。

MC:『ロビイスト』で演じたカン・ヒョクという役柄にはどのような印象を持ちましたか

ハン・ジェソク:このドラマはロマンスというよりは職業的なテーマを扱ったドラマです。しかも、今まで接したことのないロビイストという特殊な職業でした。そんな中カン・テヒョクという人物は誠実で純粋で仕事に愛情を持っている人物だと感じました。

MC:激しいアクションシーンなどがありますが、大変だったことはなんですか?

ハン・ジェソク:銃を扱ったシーンでは撮影監督がケガをするという事故が起こりました。海外ロケが続いてスタッフは相当疲れていました。でも、その分いい映像が撮れていると思います。私も海外ロケが一番大変でしたけど…

MC:現在は『太陽の女』の撮影をされているんですよね

ハン・ジェソク:韓国ではもう撮影が開始されています。今回は撮影中だけれどもこういう場を設けていただき日本に来られました。是非日本でも放送してほしいです。

以下、記者からの質問
Q:『ロビイスト』への出演を悩んだけれども、周囲から励ましの言葉があったと聞きました。具体的には?
ハン・ジェソク:『ロビイスト』に出ないかと監督に声をかけていただいたんです。脚本家とも友達だったので「是非でてくれないか」と言われました。自分としてはもう少し休んでからと思ったのですが、周囲の人からもうそろそろ仕事に復帰してみてはと言われました。

Q:ハン・ジェソクさんは(男の自分から見ても)背が高くて、かっこよくて、優しそうで完璧に見えます。何か弱点やコンプレックスはありますか?
ハン・ジェソク:コンプレックスはたくさんあります。人前に出ると緊張してしまって、今も汗をたくさんかいてしまって…あと自分の体の中では唇の横のふくらみがコンプレックスです。

Q:今まで演じていた役は報われない役や悪役が多かったんですけど、今この場で自分はそういう人間者じゃないと弁明してください。
ハン・ジェソク:ドラマの中で余韻を残す愛を描くという流行のようなものがあったからだと思います。監督などからはよく目が悲しく見えると言われ、そういう役にキャスティングされることが多かったです。これからは明るい役もやりたいですね。自分は明るくてポジティブな性格だと思います。

Q:ロビイストという特殊な役でしたが、役作りはどうされましたか?あと、この役を演じたことによって新たな発見はありましたか。
ハン・ジェソク:プロフェッショナルで特殊な職業ということで、脚本家の方も苦労されたみたいです。武器ロビイストは数も少ないので情報もあまりありません。脚本家の方も主役を演じた我々3人も実際の武器ロビイストの方にお会いして助言をもらいました。どんなドラマでも自分が今まで知らなかった世界を知るきっかけになります。今回は社会にうずまく陰謀など韓国のおかれている現状を知るきっかけになりました。

Q:ロビイストになる条件は何だと思いますか
ハン・ジェソク:身体的なものではないと思います。ロビイストになるには厳しい訓練を受けなくてはならず、その訓練がとてもつらいと聞きました。何でもできなくては駄目だし、誰もがなれるものでもないと思います。語学力や商売の能力といったものがあっても駄目でしょう。

Q:今まで出演したドラマの中で1番楽しかった作品・役柄・理由を教えてください。
ハン・ジェソク:撮影が楽しかったのは『イブのすべて』です。共演者・監督もともと親しかったので、先輩・後輩と楽しく作った感じです。あと『大望』が個人的に好きです。私が演じたのは独特なキャラクターだったので。

Q:『ロビイスト』で気に入っているシーンは
ハン・ジェソク:中盤のエアショーのシーンです。その日、朝体調が悪かったのですが飛行機がハートなどを描いているのを見ているうちに体調のことを忘れて楽しめました。

Q:好きな日本のドラマなどはありますか。今後日本でも活動を考えていたりしますか。
ハン・ジェソク:10年以上前に見た「ロングバケーション」がとても楽しかったです。木村拓哉さんが印象的でした。日本で出られる作品があればやりたいです。

『ロビイスト』はアジアドラマチックTV<So-net>で9月17日から放送開始。
Copyrights(C)wowkorea.jp 0