性売買サイト「夜の戦争」運営者、フィリピンで検挙=韓国(画像提供:wowkorea)
性売買サイト「夜の戦争」運営者、フィリピンで検挙=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国最大の性売買斡旋サイト「夜の戦争」の運営者など、海外逃亡していた犯人らがフィリピンで警察に捕まった。

 警察庁は22日、韓国最大の性売買斡旋サイト「夜の戦争」を運営した被疑者40代男性のパク某氏とボイスフィッシング事犯の20代女性のハン某氏を韓国に強制送還したと明らかにした。

 パク氏は約70万人の会員を保有している国内最大規模の性売買斡旋サイト「夜の戦争」の運営者だ。彼は「夜の戦争」を含む4つの性売買斡旋サイトを2014年4月から2021年1月まで約7年間運営し、性売買業者7000か所を広報し広告費の名目で約170億ウォン(約18億円)相当の不当利益を得た。

 警察庁は2019年、「夜の戦争」に対する情報入手後、捜査に着手した。オンライン・オフラインの総合捜査が必要な性売買サイトの特性上、サイバー捜査局はサイトの閉鎖および運営陣検挙に重点を置いて捜査し、4サイトを閉鎖し国内総責任者など19人を検挙した。生活安全局はサイトに掲載された789店に対して取り締まりを行い、事業主、従業員、買春男など関連者2522人を検挙した。

 パク氏は共犯が別件で検挙されると、2016年にはすでにフィリピンに逃走した状況だった。フィリピン現地で共同運営者が2019年8月に検挙されたが、引き続き逃亡生活を続けてきた。

 警察庁インターポール国際共助課はパク氏を検挙するためにインターポール事務総局に手配を申請し、フィリピンインターポールなど現地司法機関に積極的な協力を要請した。

 フィリピンのコリアンデスクは、現地のコロナの状況悪化で追跡が厳しい状況にもかかわらず、パク氏と関連した諜報を収集し続けた。現地の捜査機関と協力してついに被疑者を昨年9月に検挙した。

 警察庁インターポールのカン・ギテク国際協力課長は、「犯罪を犯した人は必ず検挙され、送還後、法の審判を受けることになることを示した模範的事例だ」とし、「今後も海外の警察との持続的な国際協力を通じて、海外逃走犯を送還する」と強調した。
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