韓国政府が25日に開いた日本の汚染水海洋放出への対応を巡る関係次官会議の様子(資料写真)=(聯合ニュース)
韓国政府が25日に開いた日本の汚染水海洋放出への対応を巡る関係次官会議の様子(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】日本の東京電力が福島第1原子力発電所の処理済み汚染水について、同原発から約1キロの沖合に放出すると25日に発表したことに対し、韓国政府が在韓日本大使館の関係者を呼んで強い遺憾の意を表明した。 韓国外交部の李桐圭(イ・ドンギュ)気候環境科学外交局長は26日、在韓日本大使館の林誠公使を呼び、東電の前日の発表に深刻な遺憾を表明するとともに、日本政府が今年4月に発表した海洋放出決定に対する韓国政府の反対姿勢を改めて記した口述書(外交文書)を渡した。 汚染水の処理を巡り、李氏は韓国政府との十分な協議や誠意ある情報提供の重要性を強調し、国民の懸念を伝えた。また、汚染水問題を詳細に協議するための両国間の協議体を早期に設置するよう求めた。 林氏は日本政府の立場を説明し、本国に韓国政府の立場を報告すると応じた。
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