日本育ちの韓国人ユーチューバー、米国で「アジア系嫌悪」検証のドッキリ決行…多くの米国人が憎悪発言を制止(画像提供:wowkorea)
日本育ちの韓国人ユーチューバー、米国で「アジア系嫌悪」検証のドッキリ決行…多くの米国人が憎悪発言を制止(画像提供:wowkorea)
米国をはじめ欧州などで「アジア系嫌悪」の動きが強まり、暴行事件が相次いで発生している中、現地に留学中の学生がアジア系差別を検証するドッキリを決行。YouTube(ユーチューブ)に検証動画を投稿し、注目を集めている。

 日本育ちの韓国人ユーチューバーは「米国で通りすがりの人に道を聞くふりをし、途中で”レイシスト(人種差別主義者)”が暴言を吐いて近づいて来たら、人はどのような反応をするか」を検証。差別発言をする人物はレイシストではなく、あくまで演者であると説明した。

 何組かの通行人に同検証を実行したが、動画に映っている通行人らはそろって差別発言を制止した。

 ある男性は「良くないぞ」と差別主義者(役)の男性をアジア系学生のそばから引き離そうとする。また、ある女性は「申し訳ない気持ちだ。ハグさせてほしい」と言って涙を流しながらアジア系学生を抱きしめた。

 また、他の男性は「向こうで話そう」と暴言を浴びせる差別者を説得しようとし、近くにいた女性は「(自分が話す相手は)自分で決める」と言ってアジア系学生を最後まで守ろうと対抗。ある男性は「あんなやつの言うことなんて聞くなよ、俺は君がいてくれて嬉しいんだ」と肘タッチを求めた。

 この検証動画を自身のYouTubeチャンネルに投稿したMICK(ミック)さんは「被害者役になるのも簡単な事じゃないし、加害者役になるのも簡単じゃない。互いの勇気を振り絞って生まれた100本目の1stプロジェクトです。この動画で少しでも多くの人に、勇気と機会を与えられたら幸せです」と明かした。

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