LG電子は先月、巻き取り式スマホの規格を公開した(アンドロイドのアプリ開発者向けサイトより)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
LG電子は先月、巻き取り式スマホの規格を公開した(アンドロイドのアプリ開発者向けサイトより)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国・LG電子が昨年、過去最大となる3兆1918億ウォン(約3040億円)の年間営業利益を出したものの、モバイル部門は依然として不振だった。 LG電子が8日発表した2020年10~12月期の連結決算(速報値)によると、本業のもうけを示す営業利益は6470億ウォンだった。 部門ごとの業績は公開されなかったが、スマートフォン(スマホ)事業を担当するモバイル・コミュニケーションズ(MC)本部は2500億ウォン前後の営業損失を出したとみられる。 MC本部は昨年1~3月期に2380億ウォン、4~6月期に2070億ウォン、7~9月期に1480億ウォン程度の赤字を記録した。10~12月期に2000億ウォン台の損失を出したとすれば、年間で約8000億ウォン(約760億円)の赤字を計上したことになる。 LG電子は今年、巻き取り式(ローラブル)スマホの発売を機に業績回復を狙う計画だ。 LG電子は1月11日(米現地時間)から14日まで開催される世界最大級のデジタル技術見本市「CES」でローラブルスマホの試作品を公開し、上半期中に正式公開・発売する予定だ。
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