声を詰まらせ「涙」…金正恩の演説に「感激」した北朝鮮住民たち

10月10日 北朝鮮労働党創建75周年の閲兵式で 北朝鮮の住民たちは、キム・ジョンウン（金正恩）国務委員長の演説を聞いて感激の涙を流したと、朝鮮労働党機関紙“労働新聞”が今日（12日）報道した。

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労働新聞はこの日「一片丹心（一途な思い）、従いお仕えします」というタイトルの記事で、キム委員長の閲兵式での演説を聞いた各地域の住民たちの反響を伝えた。

テドンガン（大同江）区域道路施設管理所の施設班長は「キム委員長の声が響き渡る間、あふれ出る涙を止めることはできなかった」と語った。

北朝鮮住民たちは、キム委員長が演説で「わが人民全てが無病でいてくださって本当にありがとう」と、何回も「ありがとう」と語っていたことに対して、格別な思いを抱いていた。

北朝鮮国家科学院物理学研究所の博士は「私のような平凡な人民たちに、わが元首様は『ありがとう』というお言葉を繰り返し語ってくださるので、このように申し訳ない気持ち、恐縮な心情をなんと表現したらいいのだろうか」とし「涙が視界を遮り、声をあげてむせび泣いた」と語った。

また 北朝鮮の住民たちは「崇高な人民への愛を感じた」、「80日闘争（来年の党大会までの期間）で栄誉ある勝利者となる」などと語った。

北朝鮮は、キム委員長の演説に鼓舞された住民たちの反応と雰囲気を伝えることで、忠誠心を高めようとしているようである。