「北朝鮮、中国との国境に新型コロナ防御特殊部隊…無断入国者を射殺命令」(画像提供:wowkorea)
「北朝鮮、中国との国境に新型コロナ防御特殊部隊…無断入国者を射殺命令」(画像提供:wowkorea)
北朝鮮が、新型コロナウイルスの流入を防ぐために、中国との国境に特殊部隊を配置したとロバート・エイブラムス韓米連合司令官兼在韓米軍司令官が明らかにした。

同司令官は10日(現地時間)、米国戦略国際問題研究所(CSIS)の主催で開かれたビデオ会議に出席し、「中国との国境に、北朝鮮の特殊部隊が配置された」とし「彼らは無断で国境を越えて、北朝鮮に入って来る者を射殺する命令を受けた」と述べた。

続けて「北朝鮮の劣悪な医療体系を考えると、射殺命令は理解できる」と付け加えた。

北朝鮮は、中国からの新型コロナウイルスを遮断するために、今年1月から中朝間の国境を通じた住民の往来と外国人の入国を全面遮断し、中国・ロシアを往来する航空機と国際鉄道の運行も中断した。

これにより、北朝鮮の対外貿易額は急激に減少している。中国の海関総署(日本の関税に相当)は、昨年1月から7月に14億7000万ドル(約1561億円)規模だった北朝鮮の対中貿易額が、今年同期には4億8452万ドル(約514億円)に減ったと明らかにした。

ロイター通信などの外信は、これにより北朝鮮の経済難が進んでいると伝えた。
Copyrights(C) News1 wowkorea.jp 99