セメント運び、道路をつなぎ…北朝鮮、台風被害の復旧に総力(画像提供:wowkorea)
セメント運び、道路をつなぎ…北朝鮮、台風被害の復旧に総力(画像提供:wowkorea)
北朝鮮のピョンヤン(平壌)市民で構成された「首都党員師団」の支援でハムギョンド(咸鏡道)地域の台風被害の復旧作業が速度を上げている。

キム・ジョンウン の最新ニュースまとめ

北朝鮮の労働党機関紙「労働新聞」は11日、「別動隊のすばらしさを誇示し、初戦闘から革新」とのタイトルの記事で、彼らが「緊張した戦闘の昼夜を続けている」と状況を伝えた。

彼らは現地に到着した数百トンのセメントを復旧現場に輸送し終え、住宅建設のための土地の整備工事に着手した。道路が寸断した場所の臨時復旧作業も進められている。

新聞はまた、「条件は非常に不利だ」とし、「障害と難関は一つ二つではなく、工事量は膨大だ」と復旧作業が容易ではない状況であることを伝えた。

平壌党員1万2000人で構成された「首都党員師団」は、キム・ジョンウン(金正恩)国務委員長の支援要請により選抜され、今月9日から咸鏡道の台風復旧作業に投入された。

新聞は、「党の要請に応え、被害復旧に必要な資材を最優先的に保障しよう」とのタイトルの別の記事を通じ、セメントや丸太など復旧に必要な資材を適宜輸送することも訴えた。

北朝鮮は1か月後に迫った労働党創建75周年記念日(10月10日)までに被害復旧を終えるため総力を注いでいる様子だ。

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