脱北者管理担当の警察官は、越北した20代の脱北者の最近の状況をきちんと把握できておらず、警察情報部署はこの脱北者による越北の諜報を入手しても、これを韓国政府に知らせもしていなかった。
担当警察官はマニュアルにしたがってこの脱北者に対して、月一回の対面または電話の面談をすることで異常を確認するべきであったが、実際にはきちんとマニュアルが守られていなかったことがわかった。
このことで、脱北者を担当する警察官の人数が足りていないという問題が明るみに出た。
キンポ(金浦)地域には700人あまりの脱北者たちが住んでいるが、彼らを管理する警察官は途方もなく少ない。警察官1人に対し、64人の脱北者たちが管理対象となっているのが実情である。他の地域の場合、警察官1人が30人の脱北者たちを担当している。
警察はこれに対して「もう少し積極的に行方を追跡しなければならなかったが、そうできなかった。改善しようと思う」として、管理の不足さを認めた。
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