慶尚南道の消防本部によると、今日(1日)の昼12時7分頃、智異山のチョンワンボン(天王峰)付近で消防ヘリコプター1機が墜落した。
消防当局はこの日の午前11時28分頃、心停止した患者が発生、連絡を受け現場にヘリコプターを送った。
現場に到着したヘリコプターは心停止した患者を救助するためにロープを下ろしホイストで引き上げ作業を進行していた。当時、現場では秒速7メートルの南東風が吹いていた。
しかし引き上げ作業のために約15メートルの上空でそのまま定位置飛行をしていたヘリコプターが原因不明の理由で突然地面に不時着してしまった。
この過程で心停止患者の保護者である夫人がヘリコプターの羽にぶつかった。
消防当局は、心停止患者と事故で心停止となった夫人など2人を別の消防ヘリコプターで慶尚大学病院に緊急搬送したが結局息を引き取った。
消防隊員など5人は大きな負傷なく救助された。
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