韓国のタルチュムのひとつ「駕山五広大」(文化財庁提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
韓国のタルチュムのひとつ「駕山五広大」(文化財庁提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国の文化財庁は1日、「韓国のタルチュム(仮面劇)」の無形文化遺産登録に向けた申請書を前日に国連教育科学文化機関(ユネスコ)本部へ提出したと発表した。ユネスコ事務局の検討や評価機関の審査を経て、2022年12月ごろに開かれるユネスコ政府間委員会で登録の可否が決まる。 韓国のタルチュムは仮面をかぶって踊る伝統舞踊で、歌と舞、演劇の要素をあわせ持ち、ユーモアと社会風刺が込められているのが特徴。現代の芸術創作に絶えずインスピレーションを与えてきた点も特色といえる。韓国各地のタルチュムのうち、13種類が国の無形文化財に指定されている。 文化財庁の関係者は「タルチュムの無形文化遺産登録に向け、公演や教育を行う保存団体、関係官庁と協力していく」と話している。 韓国のユネスコ無形文化遺産は、18年に韓国、北朝鮮共同で登録された朝鮮半島固有の相撲「シルム」を含め20件となっている。
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