北朝鮮も新型コロナの影響で新学期開始を延期

北朝鮮が新型コロナウイルス感染症（COVID-19）感染拡大を防ぐため、冬休みを延長しているようすだ。これにより北朝鮮の新学期開始日の4月1日が延期されるという可能性も出ている。
　
　韓国の統一部は19日「新型コロナにより北朝鮮が最近、休みを延長する動向を見せている」とし、「ただし、休みを追加で延期し、具体的にいつまで延期するのかは言及していない」と述べた。

　同日、統一部が発表した「北朝鮮の教育制度及び新型コロナによる休み延長動向」によると、北朝鮮の朝鮮中央放送は先月27日「託児所・幼稚園から大学に至るまで、感染症予防のための教養と防疫事業が力強く展開されている」と伝えた。

　また「感染症が広がることを事前に防ぐため、学生たちの休みを延期したことに合わせて、各級の学校では学生たちに対する教育教養事業を、方法論を持って計画するとともに、衛生防疫事業に力を入れている」と報道した。