韓国政府は22日、日本とのGSOMIA終了を条件付きで延期することを決めた=(聯合ニュースTV)
韓国政府は22日、日本とのGSOMIA終了を条件付きで延期することを決めた=(聯合ニュースTV)
◇日本 韓国に外務次官の謝罪メッセージ伝えていた=GSOMIAで 日本政府が韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の条件付き終了延期を巡って事実と異なる合意内容を発表したことについて、外務事務次官の謝罪のメッセージを韓国側に伝えたことが26日、分かった。複数の政府関係者によると、GSOMIAの条件付き終了延期の決定が両国で発表された22日の午後9時過ぎ、韓国外交部は日本大使館の政務公使を呼んだ。日本の経済産業省が半導体材料の個別審査で輸出を許可する方針に変化はないと発表したことに抗議するためだった。外交部は政務公使に対し、合意内容と異なる発表が行われたことに強く問題提起をした。これに対し、政務公使は謝罪するとともに、謝罪は外務事務次官のメッセージだと説明したという。◇韓・ASEAN特別首脳会議 平和・繁栄へ共同ビジョン採択 文在寅(ムン・ジェイン)大統領と東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟10カ国の首脳は26日、南部・釜山で開いた韓・ASEAN特別首脳会議で、朝鮮半島の平和促進や保護貿易主義への反対を盛り込んだ「平和・繁栄とパートナー関係のための韓・ASEAN共同ビジョン声明」(25項目)を採択した。声明は、平和的な方法による朝鮮半島の完全な非核化と恒久的な平和構築を支持するため、ASEAN主導の地域協議体を活用するなどして対話・協力を推進・促進し、結果として域内の恒久的な平和と安全保障、安定に寄与すると表明した。◇韓国国防部が北朝鮮に「強く抗議」 海岸砲発射受け 国防部の崔賢洙(チェ・ヒョンス)報道官は定例会見で、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)が黄海上の軍事境界線にあたる北方限界線(NLL)近くの昌麟島の部隊で海岸砲発射を視察したことについて、「軍通信線を通じ、北側に強く抗議した」と明らかにした。昌麟島は南北軍事合意により、海岸砲射撃が禁じられている海上敵対行為禁止区域内にある。◇韓中日のFTA交渉会合 27日からソウルで 産業通商資源部は、韓国と中国、日本の3カ国による自由貿易協定(FTA)締結に向けた16回目の交渉会合が27日から3日間の日程でソウルで開催されると発表した。韓中日も交渉に参加する東アジア地域包括的経済連携(RCEP)よりも高いレベルの自由化を目指し、商品・サービス市場の開放をはじめ、投資、原産地、通関、競争、電子商取引などあらゆる分野で協議を進める予定だ。◇台風28号が発生 11月に入り6個目 日本の気象庁は、太平洋のマリアナ諸島付近で今月6個目となる台風28号が発生したと発表した。同庁によると、台風28号は時速約35キロで西北西に進んでおり、29日午前9時ごろにはフィリピンの東の海上で中心気圧950ヘクトパスカル、最大瞬間風速が60メートルの非常に強い台風に発達する見通しだ。 ◇排ガス量多い車両の走行制限へ 車両2部制も=PM対策 「粒子状物質(PM)シーズン制」の導入に伴い、来年2月から3月末まで首都圏で大気汚染物質などの排出量が最も多い「排ガス5等級」の車両の走行が制限される。公共機関では、来月から来年3月末まで車両の2部制(ナンバーの偶数と奇数によって通行制限する交通規制)が施行される。趙明来(チョ・ミョンレ)環境部長官は政府世宗庁舎で粒子状物質シーズン制の施行準備状況を説明し、国民の協力を呼びかけた。
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